WorksheetFunction.USDollar メソッド (Excel)
数値を文字列形式に変換し、通貨記号を適用します。 このメソッドの名前および適用される記号は、使用する言語の設定によって異なります。
構文
式。USDollar (Arg1, Arg2)
式: WorksheetFunction オブジェクトを表す変数。
パラメーター
名前 | 必須 / オプション | データ型 | 説明 |
---|---|---|---|
Arg1 | 必須 | 倍精度浮動小数点型 (Double) | 数値を含むセルの参照または戻り値が数値となる数式を指定します。 |
Arg2 | 必須 | 倍精度浮動小数点型 (Double) | 小数点以下の桁数を指定します。 Arg2 が負の場合、数値は小数点の左側に丸められます。 桁数を省略すると、0 を指定したと見なされます。 |
戻り値
String
注釈
USDollar メソッドは、通貨形式を使用して数値をテキストに変換し、小数点以下を指定した位置に丸めます。 使用される形式は です $#,##0.00_);($#,##0.00)
。
セルの 書式設定コマンドを 使用して数値を含むセルを書式設定することと 、Dollar メソッドを使用して数値を直接書式設定する主な違いは、 Dollar によって結果がテキストに変換される点です。 A number formatted with the Format Cells command is still a number. Excel では、テキスト値として入力された数値を計算時に数値に変換するため、数式で Dollar で書式設定された数値を引き続き使用できます。
例
次の使用例では、数値を小数第 2 位に四捨五入し、通貨書式で表示します ($1,234.57)
=DOLLAR(A2, 2)
サポートとフィードバック
Office VBA またはこの説明書に関するご質問やフィードバックがありますか? サポートの受け方およびフィードバックをお寄せいただく方法のガイダンスについては、Office VBA のサポートおよびフィードバックを参照してください。