WorksheetFunction.Dollar メソッド (Excel)
数値を文字列形式に変換し、通貨記号を適用します。 この関数の名前および適用される記号は、使用する言語の設定によって異なります。
構文
式。Dollar (Arg1, Arg2)
式: WorksheetFunction オブジェクトを表す変数。
パラメーター
名前 | 必須 / オプション | データ型 | 説明 |
---|---|---|---|
Arg1 | 必須 | 倍精度浮動小数点型 (Double) | 数値: 数値、数値を含むセルの参照、または戻り値が数値となる数式を指定します。 |
Arg2 | 省略可能 | バリアント型 (Variant) | 桁数: 小数点以下の桁数を指定します。 桁数に負の数を指定すると、数値は小数点の左側 (整数部分) の指定した桁 (1 の位を 0 とする) で四捨五入されます。 桁数を省略すると、0 を指定したと見なされます。 |
戻り値
String
注釈
Cells コマンド ([書式] メニュー) を使用して数値を含むセルを書式設定することと、Dollar 関数を使用して数値を直接書式設定する主な違いは、Dollar がその結果をテキストに変換することです。 A number formatted with the Cells command is still a number. Microsoft Excel では、テキスト値として入力された数値を計算時に数値に変換するため、数式では Dollar で書式設定された数値を引き続き使用できます。
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