WorksheetFunction.Norm_Dist メソッド (Excel)
指定した平均と標準偏差に対する正規分布関数の値を返します。 この関数は、仮説検定を始めとする統計学の幅広い分野に応用できます。
構文
式。Norm_Dist (Arg1, Arg2, Arg3, Arg4)
式: WorksheetFunction オブジェクトを表す変数。
パラメーター
名前 | 必須 / オプション | データ型 | 説明 |
---|---|---|---|
Arg1 | 必須 | 倍精度浮動小数点型 (Double) | x: 関数に代入する値を指定します。 |
Arg2 | 必須 | 倍精度浮動小数点型 (Double) | 平均: 対象となる分布の算術平均 (相加平均) を指定します。 |
Arg3 | 必須 | 倍精度浮動小数点型 (Double) | 標準偏差: 対象となる分布の標準偏差を指定します。 |
Arg4 | 必須 | ブール型 (Boolean) | 累積 - 関数の形式を決定する論理値。 累積が True の場合、 Norm_Dist は累積分布関数を返します。 False の場合、確率質量関数が返されます。 |
戻り値
Double
注釈
平均またはstandard_devが数値以外の場合、 Norm_Dist は#VALUEを返します。 が返されます。
standard_dev ≤ 0 の場合、 Norm_Dist は#NUMを返します。 が返されます。
mean = 0、standard_dev = 1、累積 = TRUE の場合、 Norm_Dist は標準正規分布 Norm_S_Distを返します。
関数形式が FALSE の場合、正規分布の標準密度関数は次の演算式で定義されます。
関数形式が TRUE の場合、負の無限大から x までの累積確率の値が返されます。
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