PivotCache.MakeConnection メソッド (Excel)
指定されたピボットテーブル キャッシュの接続を確立します。
構文
式。MakeConnection
式PivotCache オブジェクトを表す変数。
注釈
MakeConnection メソッドは、キャッシュの接続が切れた後で、接続を再確立する場合に使用できます。
キャッシュが接続していない場合、さまざまなオブジェクトおよびメソッドが実行時エラーを返します。 このメソッドによって、他のオブジェクトまたはメソッドを実行する前に、接続を確立しておくことができます。
指定したピボットテーブル キャッシュの MaintainConnection プロパティが False に設定されている場合、指定されたピボットテーブル キャッシュの SourceType プロパティが xlExternal に設定されていない場合、または OLE DB データ ソースへの接続でない場合、このメソッドは実行時エラーになります。
注:
Excel では、VBA プログラマからは認識できませんが、セッションの途中で一時的に接続を切ることがあるので、このメソッドを使うと便利です。
例
次の使用例は、キャッシュがソースに接続しているかどうかを調べ、必要であれば接続を行います。 次の使用例では、アクティブ ワークシートにピボットテーブル キャッシュがあるものとします。
Sub UseMakeConnection()
Dim pvtCache As PivotCache
Set pvtCache = Application.ActiveWorkbook.PivotCaches.Item(1)
' Handle run-time error if external source is not an OLE DB data source.
On Error GoTo Not_OLEDB
' Check connection setting and make connection if necessary.
If pvtCache.IsConnected = True Then
MsgBox "The MakeConnection method is not needed."
Else
pvtCache.MakeConnection
MsgBox "A connection has been made."
End If
Exit Sub
Not_OLEDB:
MsgBox "The data source is not an OLE DB data source"
End Sub
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