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関数の揮発性の値

揮発性関数は、セルが計算されるたびに値が変化する関数です。 関数の引数が変更されない場合でも、値が変更される可能性があります。 これらの関数は、Excel が再計算するたびに再計算を行います。 たとえば、NOW 関数を呼び出すセルがあるとします。 NOW が呼び出される度に、現在の日付と時刻を自動的に返します。

重要

Excel カスタム関数は、次のプラットフォームで使用できます。

  • Office on the web
  • Windows での Office
    • Microsoft 365 サブスクリプション
    • retail 永久 Office 2016 以降
    • ボリューム ライセンスの永続的なOffice 2021以降
  • Office on Mac

Excel カスタム関数は現在、次ではサポートされていません。

  • Office on iPad
  • Windows での Office 2019 以前のボリューム ライセンスの永続的バージョン

Excel には、RANDTODAY などの組み込み揮発性関数がいくつか含まれています。 Excel の揮発性関数の完全なリストは、「揮発性および非揮発性関数」を参照してください。

カスタム関数を使用すると、日付、時刻、乱数、モデリングを処理するときに便利な独自の揮発性関数を作成できます。 たとえば、 モンテカルロ シミュレーションでは 、最適なソリューションを決定するためにランダムな入力の生成が必要です。

JSON ファイルの自動生成を選択する場合は、JSDoc コメント タグ を使用して volatile 関数を宣言します @volatile。 自動生成の詳細については、「 カスタム関数の JSON メタデータの自動生成」を参照してください。

次に、揮発性のカスタム関数の例を示します。これは、6 辺のサイコロを転がすのをシミュレートします。

ランダムな値を返すカスタム関数を示す GIF。6 面サイコロのローリングをシミュレートします。

/**
 * Simulates rolling a 6-sided dice.
 * @customfunction
 * @volatile
 */
function roll6sided() {
  return Math.floor(Math.random() * 6) + 1;
}

次の手順

関連項目