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IMAPIInitMonitor::BeginWait

適用対象: Outlook 2016 |Outlook 2019

MAPI の初期化または指定したミリ秒数が経過するまでの待機を開始します。 これにより、待機を開始するために IMAPIWaitResult::End が呼び出される必要がある IMAPIWaitResult インターフェイスが返されます。 これにより、待機中にブロックされるスレッドを呼び出し元が制御できます。

HRESULT IMAPIInitMonitor::BeginWait(DWORD timeout, IMAPIWaitResult** ppResult)

パラメーター

タイムアウト

[in]MAPI の初期化を待機するミリ秒数。これは、初期化が発生するまで永久に待機するように INFINITE に設定できます。

ppResult

[out]新しく作成された待機インターフェイスを受け取るポインター。

戻り値

S_OK

待機操作が正常に開始されました。

E_OUTOFMEMORY

新しいオブジェクトを作成するのに十分なメモリが不足していました。

注釈

この API は、MAPI 初期化のブロック待機を開始するために使用できるインターフェイス (スレッド セーフ) を呼び出し元に提供しました。 これにより、コンシューマーは、アプリケーションを待機するための最適な待機を抑止できます。 IMAPIWaitResult::End を呼び出す動作は、IMAPIInitMonitor::Wait の呼び出しと同じです。

関連項目

IMAPIInitMonitor

IMAPIInitMonitor::IsInitialized

IMAPIInitMonitor::Wait

IMAPIWaitResult

CreateMAPIInitializationMonitor