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SaveToFile メソッド (ADO)

適用先: Access 2013、Office 2013

Stream のバイナリの内容をファイルに保存します。

構文

Stream。SaveToFileFileNameSaveOptions

パラメーター

パラメーター 説明
FileName Stream の内容の保存先であるファイルの完全修飾名を含む文字列型 ( String ) の値を指定します。 有効なローカルの場所、または UNC 値を介してアクセスできる場所への保存が可能です。
SaveOptions 保存するファイルがまだ存在しない場合に、 SaveToFile メソッドで新しいファイルを作成するかどうかを SaveOptionsEnum 値で指定します。 既定値は adSaveCreateNotExists です。 これらのオプションでは、指定したファイルが存在しない場合にエラーが発生するように指定できます。 また、 SaveToFile メソッドで既存ファイルの現在の内容を上書きするように指定することもできます。

注:

adSaveCreateOverwrite を設定して既存ファイルを上書きすると、SaveToFile メソッドによって、元の既存ファイルから、新しい EOS 以降のバイトがすべて削除されます。

注釈

SaveToFile メソッドを使用すると、 Stream オブジェクトの内容をローカル ファイルにコピーできます。 Stream オブジェクトの内容やプロパティは変更されません。 SaveToFile メソッドを呼び出す前に、 Stream オブジェクトが開かれている必要があります。

このメソッドでは、 Stream オブジェクトと基になるソースの関連付けは変更されません。 Stream オブジェクトは、開かれたときのソースである元の URL または Record に関連付けられたままになります。

SaveToFile メソッドの操作後、ストリーム内の現在の位置 (Position) は、ストリームの先頭 (0) に設定されます。