init コマンド (NuGet CLI)
適用対象: パッケージの作成 • サポートされているバージョン: 3.3 以降
add コマンドの説明のように、階層レイアウトを使用して、フラット フォルダーからコピー先フォルダーにすべてのパッケージを コピーします。 つまり、init
を使用することは、フォルダー内の各パッケージで add
コマンドを使用することと同じです。
add
と同様に、コピー先はローカル フォルダーまたは UNC パスである必要があります。nuget.org やプライベート サーバーなどの HTTP パッケージ リポジトリはサポートされていません。
使用方法
nuget init <source> <destination> [options]
ここで、<source>
はパッケージを含むフォルダーで、<destination>
はパッケージのコピー先のローカル フォルダーまたは UNC パス名です。
[オプション]
-ConfigFile
適用する NuGet 構成ファイル。 指定しない場合は、
%AppData%\NuGet\NuGet.Config
(Windows)、~/.nuget/NuGet/NuGet.Config
または~/.config/NuGet/NuGet.Config
(Mac/Linux) が使用されます。-Expand
パッケージ ソースに追加された各パッケージ内のすべてのファイルを追加します。
add
コマンドでの-Expand
と同じです。-ForceEnglishOutput
(3.5 以降) インバリアントの英語ベースのカルチャを使用して、nuget.exe の実行を強制します。
-?|-help
コマンドのヘルプ情報を表示します。
-NonInteractive
ユーザーによる入力や確認を求めるプロンプトを表示しません。
-Verbosity [normal|quiet|detailed]
normal
(デフォルト)、quiet
、あるいはdetailed
の出力に表示される詳細の量を指定します。
また、「環境変数」もご覧ください
例
nuget init c:\foo c:\bar
nuget init \\foo\packages \\bar\packages -Expand