add コマンド (NuGet CLI)
適用対象: パッケージの公開 • サポートされているバージョン: 3.3 以降
指定されたパッケージを、フォルダーがパッケージ ID とバージョン番号に対応して作成されている HTTP 以外のパッケージ ソース (フォルダーまたは UNC パス) に、階層レイアウトで追加します。 次に例を示します。
\\myserver\packages
└─<packageID>
└─<version>
├─<packageID>.<version>.nupkg
├─<packageID>.<version>.nupkg.sha512
└─<packageID>.nuspec
パッケージ ソースに対して復元または更新を行う際には、階層レイアウトがパフォーマンスに大幅な向上を提供します。
パッケージ内のすべてのファイルを目的のパッケージ ソースに展開するには、-Expand
スイッチを使用します。 通常この指定により、展開先に追加のサブフォルダー (たとえば tools
や lib
) が作成されます。
使用方法
nuget add <packagePath> -Source <sourcePath> [options]
ここで <packagePath>
は追加するパッケージのパス名であり、<sourcePath>
は、パッケージを追加する先のフォルダーベースのパッケージ ソースです。 HTTP ソースはサポートされていません。
[オプション]
-ConfigFile
適用する NuGet 構成ファイル。 指定しない場合は、
%AppData%\NuGet\NuGet.Config
(Windows)、~/.nuget/NuGet/NuGet.Config
または~/.config/NuGet/NuGet.Config
(Mac/Linux) が使用されます。-Expand
パッケージ内のすべてのファイルをパッケージ ソースに追加します。
-ForceEnglishOutput
(3.5+)インバリアントな英語ベースのカルチャを使用して、nuget.exe の実行を強制します。 インバリアントな英語ベースのカルチャを使用して、nuget.exe の実行を強制します。
-?|-help
コマンドのヘルプ情報を出力します。
-NonInteractive
ユーザーによる入力や確認のプロンプトを表示しません。
-src|-Source
nupkg を追加する先のフォルダーまたは UNC 共有であるパッケージ ソースを指定します。 HTTP ソースはサポートされていません。
-Verbosity [normal|quiet|detailed]
normal
(デフォルト)、quiet
、あるいはdetailed
の出力に表示される詳細の量を指定します。
また、「環境変数」もご覧ください
例
nuget add foo.nupkg -Source c:\bar\
nuget add foo.nupkg -Source \\bar\packages\