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Microsoft Teams で会議とイベントのポリシーを管理する

適用対象: 会議 ウェビナー タウン ホール

管理者は、会議とイベントのポリシーを使用して、組織内の会議、ウェビナー、タウン ホールの開催者と参加者が利用できる機能を制御できます。 機能に応じて、Microsoft Teams 管理センターまたは PowerShell で会議ポリシーを管理できます。

グローバル ポリシーの設定を編集したり、1 つまたは複数のカスタム ポリシーを作成して割り当てることができます。 カスタム ポリシーを作成して割り当てていない場合、ユーザーにはグローバル ポリシーが適用されます。

ポリシーは、次のいずれかの方法で実装されます:

実装の種類 説明
開催者単位 開催者単位のポリシーを実装すると、すべての参加者は開催者のポリシーを継承します。 たとえば、[ロビーを迂回するユーザー] は、開催者単位のポリシーであり、ユーザーが会議に直接参加するか、ポリシーが割り当てられたユーザーによりスケジュールされた会議をロビーで待機するかを制御します。
ユーザーごと ユーザー単位のポリシーを実装すると、各ユーザーに対して特定の機能が許可または禁止されます。 たとえば、[チャネルで今すぐ会議] は、ユーザー単位のポリシーです。
開催者単位およびユーザーごと 開催者単位とユーザー単位のポリシーを組み合わせて実装すると、参加者はユーザーのポリシーと開催者のポリシーに基づいて特定の機能が制限されます。 たとえば、[会議のレコーディング] は、開催者単位およびユーザー単位のポリシーです。 この設定をオンにすると、会議の開催者と参加者は記録の開始と停止が可能になります。

カスタム会議またはイベント ポリシーを作成する

  1. Teams 管理センターの左側のナビゲーションで、[会議]>[会議ポリシー] または [イベント ポリシー] に移動します。
  2. [追加] を選択します。
  3. ポリシーの名前と説明を入力します。 名前に特殊文字を含めたり、64 文字より長くすることはできません。
  4. 希望する設定を選びます。
  5. [保存] を選択します。

注意

ポリシーを作成した後、その名前を変更することはできません。 新しいエクスペリエンスでこのポリシーにアクセスするには、[設定] > [ポリシー] に移動します。 統合されたポリシーと設定の管理

このビデオでは、カスタム会議ポリシーを作成してユーザー (1 人または複数) に割り当てる手順を示します。

会議ポリシーまたはイベント ポリシーを編集する

グローバル ポリシーおよび作成したカスタム ポリシーを編集できます。

  1. Microsoft Teams 管理センターの左側のナビゲーションで、[会議]>[会議ポリシー] または [イベント ポリシー] に移動します。
  2. ポリシー名の左側をクリックしてポリシーを選び、[編集] を選択します。
  3. ここで、希望する変更を行います。
  4. [保存] を選択します。

注意

ユーザーには、一度に 1 つの会議ポリシーと 1 つのイベント ポリシーのみを割り当てることができます。

このビデオでは、組織全体の既定の会議ポリシーを編集する手順を示します。

ユーザーに会議ポリシーまたはイベント ポリシーを割り当てる

個別に、または一括割り当て(ポリシーの種類でサポートされている場合)またはユーザーがメンバーになっているグループ(ポリシーの種類でサポートされている場合)を介して、ポリシーをユーザーに直接割り当てることができます。

ユーザーにポリシーを割り当てるさまざまな方法につきましては、「Teams でユーザーにポリシーを割り当てる」を参照してください。

注意

ユーザーが割り当てられているポリシーは削除できません。 影響を受けるすべてのユーザーにまず異なるポリシーを割り当ててから、元のポリシーを削除できます。