Microsoft Intune のデータ ウェアハウスを使用する
Intune Data Warehouse を使用して、エンタープライズ モバイル環境に関する分析情報を提供するレポートを作成します。 たとえば、次のようなレポートがあります。
- ライセンス購入を最適化できるようにするための、Intune に登録しているユーザーの傾向
- モバイル デバイスの状態を確認できるように、アプリと OS のバージョンの内訳
- ポリシー更新プログラムをスムーズにロールアウトできるようにするための、登録とデバイスコンプライアンスの傾向
Data Warehouse の利点
Data Warehouse を使用すると、 Microsoft Intune 管理センターよりもモバイル環境に関する詳細情報にアクセスできます。 Intune Data Warehouse を使用すると、次にアクセスできます。
- 過去の Intune データ
- 日単位で更新されたデータ
- OData 標準を使用したデータ モデル
注:
Microsoft Configuration Manager と Microsoft Intune で共同管理モバイル デバイス管理 (MDM) を使用している場合は、Configuration Manager からデータを取得する必要があります。 Intune Data Warehouse には Intune データのみが含まれています。 Configuration Manager Power BI ダッシュボードは、カスタム レポートに使用できます。 関連情報については、「 Power BI Desktop」を参照してください。
重要
クエリ パラメーターを api-version=v1.0
設定することで、Intune Data Warehouse の v1.0 バージョンを使用できるようになりました。 Data Warehouse のコレクションの更新は本質的に付加的であり、既存のシナリオを損ないません。
ベータ版を使用して、Data Warehouse の最新機能を試すことができます。 ベータ版を使用するには、URL にクエリ パラメーター api-version=beta
が含まれている必要があります。 ベータ版では、サポートされているサービスとして一般公開される前に機能が提供されます。 Intune で新しい機能が追加されるにつれて、ベータ版によって動作とデータ コントラクトが変更される可能性があります。 ベータ版に依存するカスタム コードまたはレポート ツールは、進行中の更新プログラムで中断する可能性があります。
次の手順
- リンクを取得し、Power BI を使用して分析情報を取得します。 手順については、「 Power BI を使用して Intune Data Warehouse に接続する」を参照してください。
- リンクを使用して、Power BI を使用してカスタム レポートを作成します。 手順については、「 Power BI を使用して OData フィードからレポートを作成する」を参照してください。
- Intune Data Warehouse API、データ モデル、エンティティ間のリレーションシップの詳細についてはIntune Data Warehouse API に関するページを参照してください。