!contains 演算子
適用対象: ✅Microsoft Fabric✅Azure データ エクスプローラー✅Azure Monitor✅Microsoft Sentinel
大文字と小文字を区別する文字列を含まないデータのレコード セットをフィルター処理します。 !contains
は、3 文字以上の用語ではなく文字を検索します。 このクエリでは列の値がスキャンされます。用語インデックスで用語を検索するよりも低速です。
次の表は、指定された省略形を使用して contains
演算子を比較します。
- RHS = 式の右側
- LHS = 式の左側
Operator | 説明 | 大文字と小文字の区別 | 例 (true になる) |
---|---|---|---|
contains |
RHS が LHS のサブシーケンスとして出現する | いいえ | "FabriKam" contains "BRik" |
!contains |
RHS は LHS では発生しません | いいえ | "Fabrikam" !contains "xyz" |
contains_cs |
RHS が LHS のサブシーケンスとして出現する | はい | "FabriKam" contains_cs "Kam" |
!contains_cs |
RHS は LHS では発生しません | はい | "Fabrikam" !contains_cs "Kam" |
他の演算子の詳細と、クエリに最も適した演算子を確認するには、データ型文字列演算子に関するページを参照してください。
パフォーマンスに関するヒント
Note
パフォーマンスは、検索の種類とデータの構造によって異なります。 ベスト プラクティスについては、「クエリのベスト プラクティス」を参照してください。
可能な場合は、大文字と小文字を区別する !contains_csを使用します。
termを探している場合は、!has
を使用します。
構文
大文字と小文字が区別されない構文
T |
where
Column !contains
(
Expression)
構文規則について詳しく知る。
パラメーター
件名 | タイプ | Required | 説明 |
---|---|---|---|
T | string |
✔️ | フィルター処理するレコードが含まれる表形式の入力。 |
列 | string |
✔️ | フィルター処理の対象となる列。 |
Expression | スカラー型 | ✔️ | 検索するスカラー式またはリテラル式。 |
返品
述語が true
である T 内の行。
例
StormEvents
| summarize event_count=count() by State
| where State !contains "kan"
| where event_count > 3000
| project State, event_count
出力
都道府県 | event_count |
---|---|
テキサス州 | 4701 |