has_cs 演算子
適用対象: ✅Microsoft Fabric✅Azure データ エクスプローラー✅Azure Monitor✅Microsoft Sentinel
大文字と小文字を区別する検索文字列を使用して、データのレコード セットをフィルター処理します。 has_cs
は、インデックス付き用語を検索します。インデックス付き term は 3 文字以上です。 用語が 3 文字未満の場合、クエリは列内の値をスキャンします。これは、用語インデックスで用語を検索するよりも低速です。
次の表は、指定された省略形を使用して has
演算子を比較します。
- RHS = 式の右側
- LHS = 式の左側
Operator | 説明 | 大文字と小文字の区別 | 例 (true になる) |
---|---|---|---|
has |
右辺 (RHS) が左辺 (LHS) に 1 つの単語として含まれる | いいえ | "North America" has "america" |
!has |
RHS が LHS に完全な用語として含まれない | いいえ | "North America" !has "amer" |
has_cs |
RHS は LHS 内の完全な用語である | はい | "North America" has_cs "America" |
!has_cs |
RHS が LHS に完全な用語として含まれない | はい | "North America" !has_cs "amer" |
他の演算子の詳細と、クエリに最も適した演算子を確認するには、データ型文字列演算子に関するページを参照してください。
パフォーマンスに関するヒント
Note
パフォーマンスは、検索の種類とデータの構造によって異なります。 ベスト プラクティスについては、「クエリのベスト プラクティス」を参照してください。
構文
T |
where
Column has_cs
(
Expression)
構文規則について詳しく知る。
パラメーター
件名 | タイプ | Required | 説明 |
---|---|---|---|
T | string |
✔️ | フィルター処理するレコードが含まれる表形式の入力。 |
列 | string |
✔️ | レコードのフィルター処理に使用する列。 |
Expression | スカラーまたは表形式 | ✔️ | 検索する式。 値が表形式の式で、複数の列がある場合は、最初の列が使用されます。 |
返品
述語が true
である T 内の行。
例
StormEvents
| summarize event_count=count() by State
| where State has_cs "FLORIDA"
出力
都道府県 | event_count |
---|---|
FLORIDA | 1042 |
すべての State
値は大文字であるため、"florida" などの同じ値を持つ小文字の文字列を検索しても結果は得られません。
StormEvents
| summarize event_count=count() by State
| where State has_cs "florida"
出力
都道府県 | event_count |
---|---|