Status-Control (ACKLUA) メッセージ
論理ユニット アプリケーション (LUA) アプリケーションで Status-Control メッセージがローカル ノードに送信されると、メッセージの送信に使用された LUA Verb は、ローカル ノードでメッセージが受信確認されるまで完了できません。 このため、ローカル ノードでは、受信メッセージの送信チェックを完了した後、必ず LUA アプリケーションに応答します。 受信メッセージがローカル ノードの送信チェックに合格し、対応する SNA メッセージがホストに送信される場合、ローカル ノードでは Status-Control(...) ACKLUA メッセージをアプリケーションに送信してこれを示します。 ACKLUA メッセージは、SNA メッセージがホストに正常に送信されたこと、またはホストでメッセージが受信されたことを意味しません。
Status-Control(...) ACKLUA メッセージの形式については、「Status-Control(...) ACKLUA」で説明されています。 Status-Control(...) ACKLUA でのメッセージ キー フィールドの使用方法は、他の Status-Control メッセージとは異なります。 このフィールドには、メッセージ キーではなく、LUA アプリケーションによって送信される Status-Control メッセージの送信ヘッダー (TH) のシーケンス番号が含まれています。
受信メッセージがローカル ノードの送信チェックで失敗した場合は、LUA 以外のアプリケーションの場合と同様に Status-Control(...) Negative-Acknowledge-2 メッセージが返されます。 (これは、メッセージを送信した LUA Verb に OK 以外のリターン コードが返されることによって、LUA アプリケーションに報告されます。)
次の 3 つの図は、アプリケーションで送信できる各種のメッセージの ACKLUA 受信確認プロトコルを示しています。
最初の図では、アプリケーションによって、ローカル ノードの送信チェックに合格する Status-Control(...) Request メッセージが送信されています。
アプリケーションによって Status-Control() Request メッセージが送信される
次の図では、アプリケーションによって、ローカル ノードの送信チェックに合格する Status-Control(...) Acknowledge メッセージが送信されています。
アプリケーションによって Status-Control() Acknowledge メッセージが送信される
次の図では、アプリケーションによって、ローカル ノードの送信チェックに合格する Status-Control(...) Negative-Acknowledge-1 メッセージが送信されています。
アプリケーションによって Status-Control() Negative-Acknowledge-1 メッセージが送信される
関連項目
Status-Acknowledge メッセージ
Status-Control メッセージ
Status-Error メッセージ
Status-Resource メッセージ
Status-Session メッセージ
Status-RTM メッセージ