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リモート環境

リモート環境フォルダーには、Windows 側開始処理 (WIP) コンポーネントからの要求を受信する Windows 以外のホスト コンピューターの定義が含まれています。 これらのホスト定義は、リモート環境または RE と呼ばれます。

この RE は、WIP ランタイムによって次の主な目的で使用されます。

  • ホストによって使用されるコード ページを定義します。

  • WIP ランタイムによって使用されるデータ変換オブジェクトを定義します。

各 RE のプロパティは、要求を受信するホストの特性を定義します。

WIP でサポートされている RE

WIP では、複数の種類の RE がサポートされています (下位互換性のため、ホスト側開始処理のように 2 つだけではありません)。

サポートされている最小セットの RE を次に示します。

  • TCP/IP を使用した CICS と IMS

  • LU 6.2 を使用した CICS リンク

  • LU 6.2 を使用した CICS

  • IMS Connect

  • LU 6.2 を使用した IMS

前の各 RE の種類に、(おそらく) 一意のプロパティのコレクションがあり、その一部はホストのセキュリティ機能と組み合わせて使用されます。

TCP/IP RE のプロパティ

基本的な TCP/IP RE のプロパティには、次のものが含まれます。

  • IP アドレスまたはホスト名

  • ポート一覧

  • 受信タイムアウト値

  • ロケールとコード ページ

  • 使用される Windows セキュリティ コンテキスト (ユーザーまたはパッケージ)

SNA RE のプロパティ

基本的な SNA RE のプロパティには、次のものが含まれます。

  • ローカルおよびリモート LU エイリアス、モード名

  • 受信タイムアウト値

  • 同期レベル 2 のサポート

  • ロケールとコード ページ

  • 使用される Windows セキュリティ コンテキスト (ユーザーまたはパッケージ)

参照

Windows 側開始の処理コンソール
すべてのリモート環境を表示する方法
リモート環境の作成