mobileAppContentFile の作成
名前空間: microsoft.graph
注:Intune 用 Microsoft Graph API には、テナントの有効な Intune ライセンスが必要です。
新しい mobileAppContentFile オブジェクトを作成します。
この API は、次の国内クラウド展開で使用できます。
| グローバル サービス | 米国政府機関 L4 | 米国政府機関 L5 (DOD) | 21Vianet が運営する中国 |
|---|---|---|---|
| ✅ | ✅ | ✅ | ✅ |
アクセス許可
この API を呼び出すには、次のいずれかのアクセス許可が必要です。 アクセス許可の選択方法などの詳細については、「アクセス許可」を参照してください。
| アクセス許可の種類 | アクセス許可 (特権の小さいものから大きいものへ) |
|---|---|
| 委任 (職場または学校のアカウント) | DeviceManagementApps.ReadWrite.All |
| 委任 (個人用 Microsoft アカウント) | サポートされていません。 |
| アプリケーション | DeviceManagementApps.ReadWrite.All |
HTTP 要求
POST /deviceAppManagement/mobileApps/{mobileAppId}/contentVersions/{mobileAppContentId}/files
要求ヘッダー
| ヘッダー | 値 |
|---|---|
| Authorization | ベアラー {token}。 必須です。 認証と認可についての詳細をご覧ください。 |
| 承諾 | application/json |
要求本文
要求本文で、mobileAppContentFile オブジェクトの JSON 表記を指定します。
次の表に、mobileAppContentFile の作成時に必要なプロパティを示します。
| プロパティ | 型 | 説明 |
|---|---|---|
| azureStorageUri | String | ファイルがアップロードされる Azure Storage URI を示します。 有効な mobileAppContentFile を受信したときにサービスによって作成されます。 読み取り専用です。 このプロパティは読み取り専用です。 |
| isCommitted | Boolean | ファイルがコミットされたかどうかを示す値。 コミットされたアプリ コンテンツ ファイルは、Intune サービスによって完全にアップロードされ、検証されています。 TRUE は、アプリ コンテンツ ファイルがコミットされていることを意味し、FALSE はアプリ コンテンツ ファイルがコミットされていないことを意味します。 既定値は FALSE です。 読み取り専用です。 このプロパティは読み取り専用です。 |
| id | String | この mobileAppContentFile の一意識別子。 この ID は、mobileAppContentFile の作成時に割り当てられます。 読み取り専用です。 このプロパティは読み取り専用です。 |
| createdDateTime | DateTimeOffset | ISO 8601 形式のアプリ コンテンツ ファイルに関連付けられた作成日時を示します。 たとえば、2014 年 1 月 1 日午前 0 時 (UTC) は、'2014-01-01T00:00:00Z' のようになります。 読み取り専用です。 このプロパティは読み取り専用です。 |
| name | String | ファイルの名前を示します。 |
| size | Int64 | 暗号化する前のファイルのサイズ。 非推奨にするには、代わりに sizeInBytes プロパティを使用してください。 |
| sizeEncrypted | Int64 | 暗号化した後のファイルのサイズ。 非推奨にするには、代わりに sizeEncryptedInBytes プロパティを使用してください。 |
| sizeInBytes | Int64 | ファイルの元のサイズをバイト単位で示します。 有効な値 0 ~ 9.22337203685478E+18 |
| sizeEncryptedInBytes | Int64 | 暗号化後のファイルのサイズをバイト単位で示します。 有効な値 0 ~ 9.22337203685478E+18 |
| azureStorageUriExpirationDateTime | DateTimeOffset | AZURE ストレージ URI の有効期限が切れる日時を ISO 8601 形式で示します。 たとえば、2014 年 1 月 1 日午前 0 時 (UTC) は、'2014-01-01T00:00:00Z' のようになります。 読み取り専用です。 このプロパティは読み取り専用です。 |
| manifest | Binary | ファイル メタデータを含むマニフェスト情報を示します。 |
| uploadState | mobileAppContentFileUploadState | 現在のアップロード要求の状態を示します。 可能な値は、成功、transientError、error、unknown、azureStorageUriRequestSuccess、 azureStorageUriRequestPending、azureStorageUriRequestFailed、azureStorageUriRequestTimedOut、azureStorageUriRenewalSuccess、azureStorageUriRenewalPending、azureStorageUriRenewalFailed、azureStorageUriRenewalTimedOut、commitFileSuccess、commitFilePending、commitFileFailed、commitFileFailed、commitFileTimedOut。 既定値は成功です。 このプロパティは読み取り専用です。 可能な値は、success、transientError、error、unknown、azureStorageUriRequestSuccess、azureStorageUriRequestPending、azureStorageUriRequestFailed、azureStorageUriRequestTimedOut、azureStorageUriRenewalSuccess、azureStorageUriRenewalPending、azureStorageUriRenewalFailed、azureStorageUriRenewalTimedOut、commitFileSuccess、commitFilePending、commitFileFailed、commitFileTimedOut です。 |
| isDependency | ブール型 | このコンテンツ ファイルが、メイン コンテンツ ファイルの依存関係であるかどうかを示します。 TRUE は、コンテンツ ファイルが依存関係であることを意味し、FALSE は、コンテンツ ファイルが依存関係ではなく、メインコンテンツ ファイルであることを意味します。 既定値は FALSE です。 |
応答
成功した場合、このメソッドは 201 Created 応答コードと、応答本文で mobileAppContentFile オブジェクトを返します。
例
要求
以下は、要求の例です。
POST https://graph.microsoft.com/v1.0/deviceAppManagement/mobileApps/{mobileAppId}/contentVersions/{mobileAppContentId}/files
Content-type: application/json
Content-length: 419
{
"@odata.type": "#microsoft.graph.mobileAppContentFile",
"azureStorageUri": "Azure Storage Uri value",
"isCommitted": true,
"name": "Name value",
"size": 4,
"sizeEncrypted": 13,
"sizeInBytes": 11,
"sizeEncryptedInBytes": 4,
"azureStorageUriExpirationDateTime": "2017-01-01T00:00:08.4940464-08:00",
"manifest": "bWFuaWZlc3Q=",
"uploadState": "transientError",
"isDependency": true
}
応答
以下は、応答の例です。 注: 簡潔にするために、ここに示す応答オブジェクトは切り詰められている場合があります。 実際の呼び出しではすべてのプロパティが返されます。
HTTP/1.1 201 Created
Content-Type: application/json
Content-Length: 527
{
"@odata.type": "#microsoft.graph.mobileAppContentFile",
"azureStorageUri": "Azure Storage Uri value",
"isCommitted": true,
"id": "eab2e29b-e29b-eab2-9be2-b2ea9be2b2ea",
"createdDateTime": "2017-01-01T00:02:43.5775965-08:00",
"name": "Name value",
"size": 4,
"sizeEncrypted": 13,
"sizeInBytes": 11,
"sizeEncryptedInBytes": 4,
"azureStorageUriExpirationDateTime": "2017-01-01T00:00:08.4940464-08:00",
"manifest": "bWFuaWZlc3Q=",
"uploadState": "transientError",
"isDependency": true
}