サンプル ギャラリー
Microsoft Fabric のリアルタイムインテリジェンスからは、ユーザーがデータの読み込みとクエリの記述を練習するために、さまざまな形式とサイズのデータが含まれるサンプル データ ギャラリーが提供されます。 リアルタイムインテリジェンス Sample Gallery の各データセットは、新しい KQL データベースのテーブルとしてワークスペースに読み込まれます。 データベースと共に、添付の KQL クエリセットが作成され、それには選択したデータセットに固有のサンプル クエリが含まれます。
この記事では、データ分析の使用を開始するため、リアルタイムインテリジェンスでサンプル ギャラリーからデータを照会する方法を学習します。
前提条件
データを取得する
左下のエクスペリエンス スイッチャーで、[リアルタイムインテリジェンス] を選択します。
[リアルタイムインテリジェンス サンプル ギャラリー] ウィンドウから、ワークスペースに読み込むタイルを選択します。 タイルを選択すると、データは新しい KQL データベースのテーブルとして読み込まれ、セマンティック モデルに固有のサンプル クエリと共に KQL クエリセットが自動的に生成されます。
Note
既存の KQL データベースのテーブルとして リアルタイムインテリジェンス サンプル ギャラリーからデータを読み込むこともできます。 それを行うと、KQL クエリセットとサンプル クエリが作成されることなく、サンプル セマンティック モデルが読み込まれます。
サンプル クエリなしでサンプル セマンティック モデルを読み込むには、既存の KQL データセットを開き、[データを取得]>[サンプル] と選択します。
クエリを実行する
クエリは、データを処理して結果を返すための、読み取り専用の要求です。 要求は、読みやすく、作りやすく、自動化しやすいデータフロー モデルを利用してプレーンテキストで提示されます。 クエリは常に、特定のテーブルまたはデータベースのコンテキストで実行されます。 クエリは少なくとも、ソース データ参照と、シーケンスで適用される 1 つ以上のクエリ演算子で構成され、演算子を区切るパイプ文字 () を使用して視覚的に示されます。
Kusto 照会言語について詳しくは、「Kusto 照会言語 (KQL) の概要」を参照してください。
クエリ エディター ウィンドウで、クエリ テキスト上の任意の場所にカーソルを置き、[実行] ボタンを選択するか、Shift キーと Enter キーを同時に押してクエリを実行します。 結果は、クエリ エディター ウィンドウのすぐ下の、クエリ結果ペインに表示されます。
クエリやコマンドを実行する前に、少しの時間を取り、その上にあるコメントを呼んでください。 コメントには重要な情報が含まれています。
ヒント
クエリを再実行する必要なしに、最初のクエリの結果セットを表示するには、クエリ ウィンドウの上部の [Recall]\(リコール\) を選択します。 分析では複数のクエリを実行することがよくあり、[Recall]\(リコール\) を使用すると前のクエリの結果を取得できます。
リソースをクリーンアップする
作成されたアイテムをクリーンアップするには、アイテムが作成されたワークスペースに移動します。
ワークスペースで、削除する KQL データベースまたは KQL クエリセットの上にマウスを置き、[その他] メニュー [...]、[削除] の順に選択します。
[削除] を選択します。 削除したアイテムは復元できません。