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ワークスペースの作成

この記事では、Microsoft Fabric で "ワークスペース" を作成する方法について説明します。 ワークスペースでは、レイクハウス、ウェアハウス、レポートなどのアイテムのコレクションを作成します。 背景の詳細については、「ワークスペース」の記事を参照してください。

ワークスペースを作成するには:

  1. [ワークスペース]>[新しいワークスペース] を選択します。 [ワークスペースの作成] ペインが開きます。

    [ワークスペースの作成] オプションのスクリーンショット。

  2. [ワークスペースの作成] ペインが開きます。

    [ワークスペースの作成] サイド ペインのスクリーンショット。

    • ワークスペースに一意の名前を付けます (必須)。

    • ワークスペースの説明を入力します (省略可能)。

    • ワークスペースをドメインに割り当てます (省略可能)。

      ワークスペースのドメイン共同作成者である場合は、ワークスペースをドメインに関連付けたり、既存の関連付けを変更したりできます。 ドメインの詳細については、「Fabric のドメイン」を参照してください。

  3. 完了したら、詳細設定に進むか、[適用] を選択します。

詳細設定

[詳細設定] を展開すると、詳細設定オプションが表示されます。

連絡先リスト

連絡先リストは、ワークスペースに関する情報の連絡先としてユーザーの名前を入力できる場所です。 したがって、この連絡先リストに含まれるユーザーは、ワークスペース レベルの変更に関するシステム メール通知を受け取ります。

既定では、ワークスペースを作成した最初のワークスペース管理者が連絡先になります。 必要に応じて、他のユーザーまたはグループを追加できます。 入力ボックスに名前を直接入力すると、組織内のユーザーまたはグループを自動的に検索して照合できます。

連絡先リストのスクリーンショット。

ライセンス モード

ライセンス モードが異なると、ワークスペースに異なる機能セットが提供されます。 作成後も、ワークスペース設定でワークスペース ライセンスの種類を変更できますが、移行作業が必要になります。

Note

現時点では、ワークスペース ライセンスの種類を Premium 容量から Pro (共有された容量) にダウングレードする場合は、まず、ワークスペースに含まれる Power BI Fabric 以外のアイテムをすべて削除する必要があります。 このようなアイテムを削除した後にのみ、容量のダウングレードが許可されます。 詳細については、「データの移動」を参照してください。

既定のストレージ形式

Power BI セマンティック モデルでは、クエリパフォーマンスを最適化するために、高度に圧縮されたメモリ内キャッシュにデータを格納することで、高速のユーザー対話機能を実現できます。 Premium 容量に関しては、[大規模なセマンティック モデルのストレージ形式] 設定を使用することで、既定の上限を超える大規模なセマンティック モデルを有効にすることができます。 有効にすると、セマンティック モデルのサイズは、Premium 容量サイズまたは管理者によって設定された最大サイズによって制限されます。 大規模なセマンティック モデルのストレージ形式について詳細をご確認ください。

テンプレート アプリ

Power BI テンプレート アプリは、組織外で共有するために開発されました。 このオプションをオンにすると、特別な種類のワークスペース (テンプレート アプリ ワークスペース) が作成されます。 作成後に通常のワークスペースに戻すことはできません。

データフロー ストレージ (プレビュー)

既定では、Power BI で使用されるデータは、Power BI によって提供される内部ストレージに保存されます。 データフローと Azure Data Lake Storage Gen2 (ADLS Gen2) を統合すると、組織の Azure Data Lake Storage Gen2 アカウントにデータフローを保存できます。 Azure Data Lake Storage Gen2 アカウントのデータフローについて詳細をご確認ください。

ワークスペースへのアクセス権をユーザーに付与する

ワークスペースを作成したら、共同作業できるように、ワークスペースの "ロール" に他のユーザーを追加することもできます。 詳細は次の記事をご覧ください。

ワークスペースをピン留めする

お気に入りのワークスペースにすばやくアクセスするには、ワークスペースのポップアップ リストのトップにピン留めします。

  1. ナビゲーション ウィンドウからワークスペース ポップアップを開き、ピン留めするワークスペースにカーソルを合わせます。 [トップにピン留めする] アイコンを選択します。

    ワークスペースのピン留めのスクリーンショット。

  2. ワークスペースが [ピン留め済み] リストに追加されます。

    ピン留めされたリストのスクリーンショット。

  3. ワークスペースのピン留めを解除するには、[ピン留め解除] ボタンを選択します。 ワークスペースのピン留めが解除されます。

    ワークスペースのピン留め解除のスクリーンショット。