リアルタイム ハブで Azure SQL Database 変更データ キャプチャ (CDC) をソースとして追加する
この記事では、Azure SQL データベースの変更データ キャプチャ (CDC) から Fabric リアルタイムリアルタイム ハブにイベントを取得する方法について説明します。 Azure SQL データベース CDC ソース コネクタを使用すると、Azure SQL データベース内の現在のデータのスナップショットをキャプチャできます。 コネクタは、このデータに対する将来の行レベルの変更を監視し、記録します。
前提条件
- 共同作成者以上のアクセス許可を使用した Fabric 容量ライセンス モード (または試用版ライセンス モード) でのワークスペースへのアクセス。
- Azure SQL データベースを備えた実行中の Azure SQL サーバー。
- sysadmin 固定サーバー ロールまたは db_owner 固定データベース ロールのメンバーシップが必要です。
- ストアド プロシージャ
sys.sp_cdc_enable_db
を実行して、Azure SQL データベースで CDC を有効にします。 変更データ キャプチャを有効および無効にする。
Note
- データベースではミラーリングを有効にしないでください。
- 複数テーブルの CDC はサポートされていません。
Azure SQL Database CDC からイベントを取得する
次のいずれかの方法で、Azure SQL データベース CDC からリアルタイム ハブにイベントを取得できます。
データ ソース ページ
Microsoft Fabric にサインインします。
左側のナビゲーション バーで [リアルタイム] を選択します。
[リアルタイム ハブ] ページで、左側のナビゲーション メニューの [接続先] の下にある [+ データ ソース] を選択します。 また、右上にある [+ データ ソースに接続] ボタンを選択して、[すべてのデータ ストリーム] ページまたは [マイ データ ストリーム] ページから [データ ソース] ページにアクセスすることもできます。
[データ ソース ] ページで、上部にある [Microsoft ソース] カテゴリを選択し、[Azure SQL DB (CDC)] タイルの [ 接続] を選択します。
「Azure SQL Database CDC ソースに接続する」セクションの手順を使用します。
[Microsoft ソース] ページ
リアルタイム ハブで、左側のナビゲーション メニューの [Microsoft ソース] を選択します。 検索ボックスを使ってリソース名を入力するか、フィルター (ソース、サブスクリプション、リソース グループ、リージョン) を使ってリソースを検索できます。
[ソース] ドロップダウン リストで、[Azure SQL DB (CDC)] を選択します。
[サブスクリプション] で、お使いの SQLデータベースを持つリソース グループを含む Azureサブスクリプションを選択します。
[リソース グループでは、SQL データベースが含まれるリソース グループ を選択します。
[リージョン]では、SQL データベースが配置されている場所を選択します。
次に、データベースの一覧で リアルタイム ハブに接続する SQL データベースの名前の上にマウスを移動し、[接続] ボタンを選択するか、[...] (省略記号)、[接続ボタン] の順に選択します。
Azure SQL Database CDC ソースに接続する
データ 接続ページで、新しい接続を選択します。
Azure SQL Database CDC ソースへの既存の接続がある場合は、[接続] ドロップダウン リストからそれを選択して、ポートとテーブルの構成に進むことができます。
[接続設定] セクションで、Azure SQL データベースの次の値を入力します。
Azure Portal からサーバー名を入力します
データベース: Azure portal から Azure SQL データベース名を入力します。
下にスクロールし、[接続資格情報] セクションで、次の 手順に従います。
接続名 には、接続の名前を入力します。
[認証の種類] で、[Basic] を選択します。
Note
現時点では、Fabric Eventstream は [基本] 認証のみサポートしています。
データベースで、[ユーザー名] と [パスワード] を入力します。
接続 を選択します。
次に、[接続] ページで、次の手順を実行します。
[すべてのテーブル] を選択するか、
dbo.table1, dbo.table2
などのコンマで区切ったテーブル名を入力します[ポート] の既定値は 1433 であり、変更できません。
右側の [ストリームの 詳細 ] セクションで、ウィザードで作成するイベントストリームを保存するFabric ワークスペース を選択します。
eventstream 名には、eventstream の名前を入力します。 ウィザードは、選択した Azure SQL データベース CDC をソースとしてイベントストリームを作成します。
ストリーム 名は、イベントストリームの名前に -stream を追加することで自動的に生成されます。 このストリームは、ウィザードが終了するとリアルタイム ハブの [すべてのデータ ストリーム] ページで確認できるようになります。
[次へ] を選択します。
[確認と接続] 画面で概要を確認し、[接続] を選択します。
データ ストリームの詳細を表示する
[確認と接続] ページで [イベントストリームを開く] を選択すると、選択した Azure SQL Database CDC をソースとして作成されたイベントストリームがウィザードで開きます。 ウィザードを閉じるには、ページの下部にある [完了] を選択します。
リアルタイム ハブで [すべてのデータ ストリーム] を選択します。 新しいデータ ストリームを表示するには、[すべてのデータ ストリーム] ページを最新の情報に更新します。
詳細な手順については、「Fabric リアルタイム ハブでのデータ ストリームの詳細の表示」を参照してください。
関連するコンテンツ
データ ストリームの使用について詳しくは、次の記事を参照してください。