データ パイプラインを使用して Microsoft Fabric SQL Database にデータを読み込む
適用対象:✅Microsoft Fabric SQL Database
このチュートリアルでは、Azure SQL Database から Fabric SQL データベースにサンプル データを読み込む新しいパイプラインを作成します。
データ パイプラインは、合わさってデータ インジェスト タスクを実行する複数のアクティビティの論理的なグループです。 パイプラインを使用すると、各アクティビティを個別に管理することなく、抽出、変換、読み込み (ETL) アクティビティを管理できます。
前提条件
- 既存の Fabric 容量が必要です。 そうでない場合は、Fabric 試用版を開始します。
- 新しいワークスペースを作成するか、既存の Fabric ワークスペースを使います。
- Fabric SQL データベースを作成するか、既存のものを使います。 まだない場合は、新しい Fabric SQL データベースを作成します。
- データが含まれている Azure SQL Database を作成するか、既存のものを使います。
- ソースの Azure SQL データベースは、単一データベースまたは Elastic Pool のデータベースのいずれかになります。
- Azure SQL データベースがない場合は、新規単一データベースを作成してください。 Azure SQL データベースの無料プランをまだ使用していない場合は使用します。
- このチュートリアルでは、[Azure サービスおよびリソースにこのサーバーへのアクセスを許可する] 設定を使ってソース Azure SQL Database で開かれたポートを利用します。
- セキュリティを強化するには、ゲートウェイを使ってデータを転送することを検討してください。 詳しくは、「Data Factory でオンプレミスのデータ ソースにアクセスする方法」をご覧ください。
データ パイプラインを作成する
- ワークスペースで、[+ 新規] を選んでから [その他のオプション] を選びます。
- [Data Factory] で [データ パイプライン] を選びます。
- データ パイプラインが作成されたら、[ガイダンスから始める] で [データ コピーのアシスタント] を選びます。
- [データ ソースの選択] ページで [Azure SQL Database] を選びます。
- ソース Azure SQL Database への接続に対する認証を提供します。
- 変換先として、[OneLake カタログ] の一覧から [Fabric SQL データベース] を選びます。
- [次へ] を選択します。
データの読み込み
- [データ変換先に接続] ページで、テーブルごとに [新しいテーブルに読み込む] を選びます。 各テーブルのマッピングを確認します。 [次へ] を選択します。
- ソースと宛先の詳細を確認します。
- [データ転送をすぐに開始する] の横のチェック ボックスをオンにします。
- [保存と実行] を選びます。
- [アクティビティの実行] ペインでは、成功したすべての Copy アクティビティに緑色のチェックマークが表示されます。 エラーがある場合は、失敗した行でトラブルシューティング情報を得られます。