クイック スタート: Azure サブスクリプションを使用して外部テナントを作成する
適用対象: 従業員テナント 外部テナント (詳細情報)
Microsoft Entra 外部 ID には、アプリとサービス用に安全でカスタマイズされたサインイン エクスペリエンスを作成できる顧客 ID アクセス管理 (CIAM) ソリューションが用意されています。 作業を開始するには、Microsoft Entra 管理センターで外部構成を持つテナントを作成する必要があります。 外部構成を持つテナントが作成されたら、Microsoft Entra 管理センターと Azure portal の両方でそれにアクセスできます。
このクイックスタートでは、Azure サブスクリプションが既にある場合に、外部構成を持つテナントを作成する方法について説明します。
前提条件
- Azure サブスクリプション。
- サブスクリプション、またはサブスクリプション内のリソース グループを対象とする共同作成者以上のロールが割り当てられている Azure アカウント。
外部構成を持つ新しいテナントを作成する
Microsoft Entra 管理センターにサインインします。
ID>概要>テナントの管理 を参照します。
[作成] を選択します
[外部] を選択し、[続行] を選択します。
[テナントの作成] ページの [基本] タブで、次の情報を入力します。
目的の [テナント名] (例: Contoso Customers) を入力します。
目的の [ドメイン名] (例: Contosocustomers) を入力します。
目的の [場所] を選択します。 この選択を後から変更することはできません。
[次へ: サブスクリプションの追加] を選択します。
[サブスクリプションの追加] タブで、次の情報を入力します。
[サブスクリプション] の横にあるメニューから自分のサブスクリプションを選択します。
[リソース グループ] の横にあるメニューからリソース グループを選択します。 使用可能なリソース グループがない場合は、[新規作成] を選択し、名前を追加して、[OK] を選択します。
[リソース グループの場所] が表示されたら、メニューからリソース グループの地理的な場所を選択します。
確認と作成 をクリックします。 入力した情報が正しい場合は、[作成] を選択します。 テナント作成プロセスは、最長で 30 分かかる場合があります。 テナント作成プロセスの進行状況は、[通知] ウィンドウで監視できます。 テナントが作成されたら、Microsoft Entra 管理センターと Azure portal の両方でそれにアクセスできます。
ガイドを使用してテナントをカスタマイズする
このガイドでは、ユーザーを設定し、わずか数分でサンプル アプリを構成するプロセスについて説明します。 つまり、さまざまなサインインとサインアップのオプションをすばやく簡単にテストし、サンプル アプリを設定して最適なものを確認できます。 このガイドは、任意の外部テナントで使用できます。
Note
このガイドは、上記の手順で作成した外部テナントでは自動的には実行されません。 ガイドを実行する場合は、次の手順に従ってください。
Microsoft Entra 管理センターにサインインします。
複数のテナントにアクセスできる場合、上部のメニューの [設定] アイコン を使用し、[ディレクトリとサブスクリプション] メニューから外部テナントに切り替えます。
[ホーム]>[テナントの概要] を参照します。
[作業の開始] タブで、[ガイドの開始] を選択します。
このリンクをクリックすると、3 つの簡単な手順でテナントをカスタマイズできるガイドが表示されます。
Note
Visual Studio Code 用 Microsoft Entra 外部 ID 拡張機能を使用して、Visual Studio Code 内で直接外部テナントを設定およびカスタマイズすることもできます。 詳細については、クイックスタート ガイドをご覧ください。
関連するコンテンツ
- セットアップ ガイドとテナントをカスタマイズする方法の詳細については、「作業の開始ガイド」を参照してください。
- テナントを削除する方法については、「外部テナントを削除する」を参照してください。