資産ダウンタイム シナリオ (プレビュー)
この記事はプレリリースであり、変更される可能性があります。
資産ダウンタイムのシナリオでは、前回の信号を受信した後に定義済の時間しきい値内に機械から信号を受信した場合に、メンテナンス ダウンタイム レコードを生成します。 このシナリオでは、マシンの動作中に信号を定期的に Azure IoT ハブに送信する機能で、そのマシンを取り付け、そのマシンが動作しても信号を送信しない必要があります。
資産ダウンタイム シナリオの設定
Supply Chain Management で 資産ダウンタイム シナリオを設定するには、次の手順に従います。
資産管理 > 設定 > Sensor Data Intelligence > シナリオ に移動して、シナリオ ページを開きます。
資産ダウンタイム シナリオ ボックスで、構成 を選択して、このシナリオのセットアップ ウィザードを開きます。
センサー ページで、新規 を選択してグリッドにセンサーを追加します。 続いて、それに次のフィールドを設定します。
- センサー ID - 使用するセンサーの ID を入力します。 (Raspberry PI Azure IoT Online Simulator を使用して、テスト用にシミュレーションされたセンサーを設定する にある通り設定した場合は、AssetDownTime と入力します。)
- センサーの説明 – センサーの詳細説明を入力します。
ここで追加する各センサーに前の手順を繰り返します。 いつでも戻ってきて、より多くのセンサーを追加することができます。
次へ を選択します。
業務レコード マッピング ページの センサー セクションで、今追加したセンサーの 1 つのレコードを選択します。
業務レコード マッピング セクションで、新規 を選択して、グリッドに行を追加します。
新しい行で、モニターするために選択したセンサーを使っているリソースに 業務レコード を設定します。 (デモ データを使用している場合は、行 1 にAK-101、エアナイフ) を選択します。
次へ を選択します。
資産ダウンタイムしきい値 ページで、最後の信号の後に、資産ダウンタイム通知を送信する前にシステムがどれくらい待機すべきかを定義します。 しきい値を定義する方法は 2 つあります。
- デフォルトのしきい値 (分) : デフォルトのしきい値を定義するフィールドを設定します。 この値は、しきい値 (分) フィールドが 2 分以下に設定されているすべてのリソースに適用されます。 最小値は 2 (分) です。
- マシンが応答していないことを判断するためのしきい値 (分) - デフォルトのしきい値を使用しないグリッド内のリソースごとに、このフィールドに上書き値を入力します。 しきい値として 2 分以下を使用するために設定されたリソースでは、代わりに 既定のしきい値 (分) 設定が使用されます。
次へ を選択します。
センサーの有効化 ページで、グリッドで、設定したプログラムを選択し、有効化 を選択します。 グリッド内で有効化されたそれぞれについて、有効 な列にチェック マークが表示されます。
完了 を選択します。
資産ダウンタイム シナリオを使って作業する
シナリオの構成で定義されたしきい値内にシステムが資産から信号を受信した場合、システムによりその資産のメンテナンスダウンタイムレコードが作成されます。 マネージャは、定期的にダウンタイムレコード (たとえば各作業シフトの間に 1 回) を確認し、それぞれのダウンタイム登録に適切な理由コードと終了時間を適用する必要があります。 次の手順に従って、資産に対してメンテナンス ダウンタイム レコードを表示します。
- 資産管理 > 資産 > すべての資産 に移動します。
- 検査する資産を見つけて選択します。 (デモ データを使用している場合は、AK-101 を選択します。)
- アクション ウィンドウで 資産 タブを開いて、作業指示書 グループから、資産ダウンタイム を開き、選択した資産のメンテナンスダウンタイムレコードのページを開きます。