販売注文の作成
この手順では、販売注文を作成する方法を示します。 デモ データの会社 USMF でこの手順を使用できます。 販売注文は通常、販売注文プロセッサによって作成されます。
販売注文ヘッダーの詳細を入力
販売とマーケティング>販売注文>すべての販売注文の順に移動します。
新規 を選択します。
顧客口座フィールドで、ドロップ ダウン ボタンを選択し、ルックアップを開きます。
一覧で、顧客のレコードを見つけ、選択します。
この例では、顧客番号 US-004 を選択します。
OK を選択します。
販売注文ヘッダーの明細行を入力
組織で販売される製品は、構成、色、サイズ、スタイルなどの分析コードによって差別化されたバリアントが展開されている場合があります。 また製品には、サイト、倉庫、パレットなどの保管分析コードや、バッチ番号、シリアル番号などのトラッキング分析コードが設定されている場合があります。 これらの分析コードが割り当てられていると、注文明細行でこれらの分析コードの値を選択する必要があります。 注文入力の効率を向上させるために、注文のグリッドに個々の分析コードのフィールドを追加することができます。
販売注文明細行セクションで、販売注文明細行を選択します。
分析コードを選択します。
この例では、[色]、[サイト]、および [倉庫] の分析コードを選択します。 ここで選択した分析コードは、販売注文グリッドに表示されます。 選択を保持する場合は、設定の保存オプションをはいに設定します。
OK を選択します。
品目番号フィールドで、ドロップ ダウン ボタンを選択し、ルックアップを開きます。
この例では、品目番号 T0004 を選択します。
- 品目が販売カテゴリの一部である場合、品目名は、[販売カテゴリ] フィールドに自動的に表示されます。
- 製品分析コードのフィールドに既に値がある場合、それは既定の製品分析コードとして定義されている製品レコードから値がコピーされたことによります。 既定値はいつでも変更できます。
色フィールドで、ドロップ ダウン ボタンを選択し、ルックアップを開きます。
一覧で、目的のレコードを見つけ、選択します。
数量フィールドに、数値を入力します。
- 品目が購買時、生産時、保管時と異なる単位で販売され、かつ販売単位が製品レコードで設定されている場合、この値は 単位フィールドに表示されます。 この値はいつでも変更できます。
- サイト フィールドに既に値が含まれる場合、その値は製品に関連付けられている注文ヘッダーまたは注文設定からコピーされたものです。 この値はいつでも変更できます。 そのフィールドが空の場合、値を入力します。
- 単価フィールドに既に値が含まれる場合、その値は有効な売買契約または製品レコードからコピーされたものです。 (単価は、販売契約書から取得することもできますが、販売契約書から販売注文を作成するプロセスはここで示したものと異なります。) そのフィールドが空の場合、値を入力します。
- 割引フィールドでは、製品の単位あたりの割引金額を指定します。 合計行割引金額の計算は、割引値と明細行数量の乗算により行われます。 割引フィールドに既に値が含まれる場合、その値は有効な売買契約からコピーされたものです。 このフィールドが空で、顧客に行割引を提供する場合は、値を入力します。
- 割引率フィールドには、明細合計総額を割り引くパーセンテージ値を設定します。 割引率フィールドに既に値が含まれる場合、それは有効な売買契約からコピーされたものです。 このフィールドが空で、顧客に行割引を提供する場合は、値を入力します。
- 正味金額フィールドには、明細行の数量および単位価格に基づいて計算され、割引によって調整された値が設定されます。 計算済の値を、別の金額で上書きすることもできます。
注文合計の確認
アクション ウィンドウで、販売注文を選択します。
合計を選択します。
合計ダイアログ ボックスは、注文全体に関する詳細を表示します。 これには、小計金額が含まれます。小計金額は、明細行割引を加味して調整された明細行の正味金額、注文レベルの割引を加味して調整済の合計請求金額、手数料、売上税、顧客の与信限度額の条件、およびその他の金額の合計です。 請求金額は、顧客の請求書に表示される金額です。
OK を選択します。
ヒント
価格に消費税が含まれる場合と含まれない場合の売上合計と割引の計算方法の例 (合計 ダイアログ ボックスで関連する値がどのように表示されるかについての情報を含む) については、価格に消費税が含まれる場合の合計売上を計算するを参照してください。
販売注文の作成パフォーマンスの向上
アプリケーション 10.0.26 バージョンで導入された新しい機能により、SourceDocumentHeader および SourceDocumentLine の各テーブルに対する余分なレコードの作成が減少します。 レコードが作成されないので、パフォーマンスが向上し、記憶域のサイズが小さくなります。 これらの基になるソース ドキュメント フレームワーク テーブルは、現時点では製品の販売注文に使用されません。利用される予定もありません。 この機能の有効化は、パフォーマンス向上のための安全な変更と見なすことができます。