販売注文モバイルワークスペース

[アーティクル]
03/08/2023

重要

財務と運用 (Dynamics 365) モバイルアプリおよびプラットフォームは、非推奨になりました。詳細については、削除済みまたは非推奨のプラットフォーム機能を参照してください。

この記事では、販売注文 モバイルワークスペースについての情報について説明します。このワークスペースは、どこでも、いつでも販売注文について最新の状態に保つのに役立ちます。

このモバイルワークスペースは、財務と運用 (Dynamics 365) モバイルアプリで使用するためのものです。

概要

販売注文モバイルワークスペースを使用して、各販売注文に関する詳細情報を表示できます。この情報には、注文のステータス、顧客の連絡先情報および注文受付者の連絡先情報が含まれます。 販売注文 モバイルワークスペースは、販売注文のインスタントビューを提供します。すべての販売注文、顧客別の販売注文、または特定の販売注文に関する情報を表示できます。

モバイルワークスペースは、より詳しい販売注文の分析に役立つ 2 つのビューを提供します。

すべての販売注文の表示

このビューは、すべての販売注文を一覧表示します。

表示する販売注文を選択するため、次のフィルターのいずれかを使用します。
- 販売注文で検索
- 顧客 ID で検索
- 顧客名で検索
- ステータスで検索
- リリース状態で検索
- 作成日時で検索
販売注文を選択したのち、特定の注文の詳細を表示できます。具体的には、次の情報を表示できます。
- 顧客の名前と住所情報
- 指定出荷日や確定出荷日などの、販売注文に関するさまざまな日付
- 注文受付者の連絡先情報
- 顧客の連絡先情報
- 注文明細行
- 販売注文がいつどのように出荷されたかを示す出荷

顧客の注文の表示

顧客ごとの販売注文の一覧を表示します。

顧客の注文を表示するため、次のフィルターのいずれかを使用します。
- 名前で検索
- ID で検索
顧客を選択したのち、次の情報を表示することができます。
- 顧客名およびグループ
- 顧客の連絡先情報
- 顧客の販売注文およびそれらの販売注文に関する詳細。
  - 顧客の名前と住所情報
  - さまざまな販売注文日
  - 注文受付者の連絡先情報
  - 顧客の連絡先情報
  - 注文明細行
  - 販売注文がいつどのように出荷されたかを示す出荷

必要条件

組織に配置されている Microsoft Dynamics 365 のバージョンに基づいて、前提条件は異なります。

Supply Chain Management を使用する場合の前提条件

Supply Chain Management が組織に配置されている場合、システム管理者は販売注文モバイルワークスペースを公開する必要があります。手順については、「モバイルワークスペースの公開」を参照してください。

Dynamics 365 for Operations バージョン 1611 およびプラットフォーム更新プログラム 3 以降を使用する場合の前提条件

Dynamics 365 for Operations バージョン 1611 およびプラットフォーム更新プログラム 3 以降を組織に配置している場合、システム管理者は次の前提条件を満たす必要があります。

前提条件	役割	説明
KB 4013633 を実装します。	システム管理者	KB 4013633 は、販売注文モバイルワークスペースを含む X++ の更新またはメタデータ修正プログラムです。 KB 4013633 を実装するには、システム管理者は次の手順に従う必要があります。 # Microsoft Dynamics (LCS) からLifecycle Services修正プログラムをダウンロードします。メタデータ修正プログラムをインストールします。配置可能なパッケージに含まれる SCM大モデル)、配置可能パッケージをLCSにアップロードします。配置可能パッケージを適用します。
販売注文モバイルワークスペースを公開します。	システム管理者	「モバイルワークスペースの公開」を参照してください。

モバイルアプリのダウンロードとインストール

財務と運用 (Dynamics 365) モバイルアプリをダウンロードしてインストールします。

モバイルデバイスでアプリを起動します。
Dynamics 365 の URL を入力します。
初めてサインインすると、ユーザー名とパスワードを要求されます。資格情報を入力します。
サインインすると、使用可能な会社のワークスペースが表示されます。なお、システム管理者が後で新しいワークスペースを公開すると、モバイルワークスペースのリストを更新する必要があります。