カスタム分析情報モデルを Dataverse にインポートする (プレビュー)
重要
このトピックはプレリリース ドキュメントであり、変更されることがあります。
販売者分析情報はカスタム分析情報モデルから生成されるため、カスタム分析情報モデルを Dataverse にインポートする必要があります。 この場合、モデルをインポートする前に、カスタム属性を Dataverse の msdyn_salessuggestion
エンティティにある属性にマップします。
ライセンスとロールの要件
要件タイプ | 以下が必要です |
---|---|
ライセンス | Dynamics 365 Sales Premium または Dynamics 365 Sales Enterprise 詳細情報: Dynamics 365 Sales の価格 |
セキュリティ ロール | システム管理者 詳細: 営業向けに事前定義されたセキュリティ ロール |
データモデルを Dataverse にインポートする
次の図は、カスタム モデルを Dataverse にインポートするプロセスを示しています。
属性をインポートしてマップするには、次の手順に従います。
- msdyn_salessuggestion エンティティ を理解している必要があります。
- カスタム モデルの属性を
msdyn_salessuggestion
エンティティの属性にマップします。 Web API、カンマ区切り値 (.csv) ファイル、XML スプレッドシート 2003 (.xml) ファイルなど、さまざまな方法でカスタム属性をマップできます。 - マッピングした属性スキーマを Dataverse にインポートし、Dynamics 365 Sales がデータにアクセスして分析情報を表示できるようにします。 詳細については、スキーマをマップして Dataverse にインポートする セクションを参照してください。
msdyn_salessuggestion エンティティを理解する
msdyn_salessuggestion
エンティティは、カスタム分析情報データを Dynamics 365 Sales にインポートする際に役立ちます。 データ内のカスタム属性はデータによって異なる場合があります。 分析情報が適切な場所で適切なアクションとともに表示されるようにするには、カスタム属性を msdyn_salessuggestion
エンティティの属性にマッピングします。
次の表を使用して、msdyn_salessuggestion
エンティティ属性を詳しく理解してください。
Attribute | 論理名またはスキーマ名 | 属性の種類 | Description |
---|---|---|---|
関連するレコード | msdyn_relatedrecord |
参照 | この属性は、分析情報の親レコードを格納し、1 対多 (1:N) の関係をサポートする他のエンティティ用にカスタマイズされます。 既定では、リレーションシップは取引先企業エンティティで提供されます。 |
件名 | msdyn_name |
プライマリ フィールド | 提案の名前です。 |
営業モーション | msdyn_salesmotion |
Optionset | 分析情報のタイプ ( New、 Relationship Management、 True Upなど) です。 |
ソリューションの領域 | msdyn_solutionarea |
Optionset | 製品または在庫管理単位 (SKU) の広範なカテゴリです。 |
営業プレイ | msdyn_salesplay |
Optionset | 製品、SKU、または販売戦略の小規模なカテゴリです。 |
サジェスチョンの理由 | msdyn_suggestionreason |
String | 提供される特定の分析情報の背後にある理論的根拠または正当化です。 |
サジェスチョンの分析情報 | msdyn_insight |
複数行文字列 | 分析情報のリストを取得します。 複数行のテキストは、Windows または Unix の改行文字で区切られます (\r\n または \n)。 たとえば、Line1\nLine2\nLine3 はウィジェットに次のように表示されます:
|
潜在的売上 | msdyn_potentialrevenue |
通貨型 | この分析情報がもたらす見込み売上です。 |
Owner | ownerid |
ユーザー/チーム検索 | レコードの所有者の名前です。 |
statecode statuscode |
statecode statuscode |
Optionset | カスタマイズ可能な分析情報の状態とステータスです。 標準の値は次のとおりです:
|
有効期限 | msdyn_expirydate |
DateTime | 分析情報の有効期限です。 |
推奨される日付 | msdyn_suggesteddate |
DateTime | 分析情報の有効期限です。 |
フィードバックの理由 | msdyn_feedbackreason |
String | フィードバックが その他 の場合、営業担当者がポジティブまたはネガティブに与えた捕捉的な理由です。 |
スキーマを Dataverse にマッピングしてインポートする
Web API、カンマ区切り値 (.csv) ファイル、XML スプレッドシート 2003 (.xml) ファイル形式などで、カスタム属性をマップしてスキーマを作成します。 カスタム属性を msdyn_salessuggestion
エンティティにマッピングした後は、スキーマを Dataverse にインポートする必要があります。 これにより、Dynamics 365 Sales のレコードに分析情報を表示されるようになります。
Dataverse にデータをインポートする方法の詳細については、こちらをご覧ください:
- Web API: Microsoft Dataverse でコードを使用したデータを扱う作業。
- コンマ区切り値 (.csv)、XML スプレッドシート 2003 (.xml)、テキスト ファイル: データをインポートする。