Microsoft Dataverse でコードを使用して作業する
コードを使用して Dataverse データにアクセスする方法はいくつかあります。
- Dataverse .NET 用 SDK または Web API を使用して、データを取得、追加、変更します。
- Dataverse 検索 を使用して、Dataverse データを検索します。
- Dataverse 表形式データ ストリーム (TDS) エンドポイントを使用して、SQL でデータをクエリ します。
この記事では、コードを使用して Dataverse データを操作するためのオプションについて紹介します。
データの取得、追加、変更
Dataverse には、データを取得、追加、変更するための 2 つの方法が用意されています: .NET 用 SDK & Web API。 要件、スキル、基本設定に最もマッチしたものを選択します。
.NET 用 SDK
.NET を使用している場合は、.NET 用 SDK を使用することをお勧めします。
- クライアント アプリケーションがある場合は、DataverseServiceClient NuGet パッケージ の ServiceClient クラス を使用します。
- プラグインまたはカスタム ワークフロー活動 を作成する場合は、 Microsoft.CrmSdk.CoreAssemblies NuGet パッケージ を使用します。
Dataverse SDK for .NET は、.NET Framework と .NET 6+ の両方のビルド ターゲットをサポートしています。 ただし、プラグインとカスタム ワークフロー活動では、.NET Framework を使用する必要があります。
弊社の PowerShellモジュール を使用している場合、またはWindowsクライアントアプリケーションで弊社の カスタムログインコントロール を使用している場合は、 Xrm.Tooling
Web API
Dataverse Web API は OData v4 RESTful エンドポイントです。 .NET など、OAuth 2.0 を使用した HTTP 要求および認証をサポートするプログラミング言語には Web API を使用します。
- Dataverse Web API の使用について
- クイックスタート: PowerShell と Visual Studio Code を使用した Web API
- クイック スタート: Web API のサンプル (C#)
Dataverse データの検索
Dataverse 検索では、複数のテーブルにまたがる包括的な検索結果が、1 つのリストで関連性の高い順にすばやく表示されます。 また、アプリでの提案とオートコンプリート エクスペリエンスをサポートする機能も提供します。
検索にはネイティブのエンドポイントがあり、Web API または .NET 用 SDK から使用できる Dataverse メッセージがあります。
SQL を使用したデータのクエリ
Power Query Dataverse コネクタ は、Dataverse 表形式データ ストリーム (TDS) エンドポイント を使用して、Transact-SQL のサブセットである Dataverse SQL を使用してデータを取得します。
SQL Management Studio (SSMS) を使用したデータの取得 は、プレビュー機能です。
リクエストと 応答 ペイロード サイズの制限
Dataverse に送信されるリクエストの最大ペイロード サイズは128 MBです。 この制限を超えるペイロードを持つリクエストは、応答 で 413 Payload Too Large HTTPステータス コードを受け取ります。
Dataverse が返す応答のサイズには、1 GB のサイズ制限があります。 これほど多くのデータを返せる API やクエリは非常に限られます。 この制限が発生した場合は、利用できる他のオプションを検討し、複数の小規模な要求でデータを取得する必要があります。
非推奨のSOAPエンドポイント ペイロードは、Web APIが使用するシリアル化されたJSONデータ ペイロードよりもはるかに冗長なシリアル化されたXMLデータを使用します。 Web APIを使用すると、リクエストまたは 応答 ペイロードが大きすぎるためにエラーが発生する可能性が低くなります。 レガシーSOAPについて学ぶ エンドポイント
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