仕入請求書を使用して温室効果ガス排出量を記録する
有効対象 | パブリック プレビュー | 一般提供 |
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ユーザー向けで、自動的に有効化される | - | 2024 年 10 月 1 日 |
ビジネス バリュー
仕入請求書を使って温室効果ガスを記録することで、企業はカーボン フットプリントを効果的に追跡し、削減することができます。 環境データを財務記録と統合することで、企業は排出量の多い活動を特定し、持続可能性に関して情報に基づいた意思決定を行い、企業の責任強化を図ることができます。 この事前対応型のアプローチは、規制要件を満たすだけでなく、環境意識の高い顧客を引き付け、ブランドの評判を高めます。そして、より効率的なリソース管理によるコスト削減にもつながります。
機能の詳細
ユーザーは、仕入先からの請求書で排出量情報を受け取ったときに、それらの値をすぐに仕入請求書や発注書に入力できるため、後で持続可能性ジャーナルに重複したデータを入力する必要がなくなります。 この合理化されたプロセスにより、ユーザーの生産性が向上します。 ユーザーは、持続可能性アカウントを選択し、各アカウントで追跡する指定された排出量を入力するだけで済みます。
これらの値は仕入クレジット メモでも使用できるため、逆仕訳入力にも使用できます。
購買ドキュメントを転記すると、転記済み仕入請求書と転記済み仕入クレジット メモの両方、および持続可能性元帳エントリで、適切な仕訳タイプで排出量情報が表示されるようになります。
購買ドキュメント内で排出量を追跡したくない場合は、持続可能性の設定でこの機能を簡単に無効にできます。
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関連項目
持続可能性エントリを記録する (ドキュメント)