倉庫管理専用モードを使用して外部共有倉庫を操作する

有効対象	パブリック プレビュー	一般提供
ユーザー向けで、管理者、作成者、またはアナリストによる有効化/構成が必要	2024 年 4 月 26 日	2024 年 6 月 7 日

ビジネス バリュー

Supply Chain Management によって、組織が、他の複数の法人のための倉庫、在庫、輸送の管理を専門とする単一の法人に物流オペレーションを統合できるようになりました。 たとえば、複数の州または複数の国に営業所があり、それらがすべての営業所の倉庫、在庫、配送を扱う単一の中央部門を共有する場合です。 これにより、各法人が得意とする事業分野に特化して集中できるようになり、大規模な組織の効率化に役立ちます。

機能の詳細

倉庫管理専用モードでは、Supply Chain Management の他の法人に代わって倉庫保管および物流オペレーションの管理を専門とする法人を Dynamics 365 Supply Chain Management に作成できます。 この機能は、倉庫管理専用モードの既存の機能に基づき、外部 ERP システムに代わって倉庫オペレーションを管理します。

倉庫管理専用モードでは、新しい軽量な入庫および出庫オーダー専用のソース ドキュメントを使用して、発注書と販売注文を処理します。 これらの新しいドキュメントは倉庫管理に焦点を当てており、純粋な倉庫管理の観点から、以前に法人間でやり取りされていた複数の種類のドキュメント (販売、発注書、移動など) を置き換えることができます。

システムは、新しい所有者在庫分析コードを使用して、複数の法人で共有されるカタログ品目の所有権を追跡します。

この機能は、2023 年後半に発表された外部の注文管理システムに接続した倉庫を操作する機能を強化したものです。物流オペレーションで、社内と社外両方の倉庫プロセスを同一の倉庫管理システムと物理的な場所において管理することができます。

関連項目

外部共有倉庫を使用した倉庫管理専用モード (ドキュメント)