アクティビティフィードエンティティ

[アーティクル]
12/13/2024

アクティビティフィード を使用すると、Dynamics 365 Customer Engagement (on-premises) の頻度の高い更新により、社内の共同作業が促進されます。アクティビティフィードは、電子メールや直接のコミュニケーションに代わるものではありません。さりげなく切迫感のないコミュニケーションによって、従来のコミュニケーション手法を拡張するものです。

アクティビティフィードによって、営業担当者は、個人、取引先企業、潜在顧客、取引先担当者、または営業案件を含む状況を掌握できます。アクティビティフィードは、取引をクローズするために重大な要素となりうる重要情報を監視できる、簡単で便利な方法として利用できます。

アクティビティフィードを使用して、以下のような重要なタスクを簡単に達成できます。

ユーザー、取引先企業、潜在顧客および他のエンティティレコードに関する情報を共有する。
営業案件、ユーザーまたは他のレコードに関する重要な更新を受け取る。
ユーザー、取引先企業、および他のレコードをフォローする。
ユーザー、取引先企業、または営業案件とそれらに関連するアイテムに関する更新をリアルタイムに把握する。
作業を完了に向けて進めるために、特定の更新に対して迅速に対応する。

開発者は、アクティビティフィードのデータをプログラムによって使用および作成することができます。アクティビティフィードを他のアプリケーションと統合したり、組織のニーズを満たすようにアクティビティフィードを拡張したりできます。次に、アクティビティフィードを利用して構築できるカスタムアプリケーションの例を示します。
機能豊富なアクティビティフィードクライアントを作成して、Web、Outlook、Mobile クライアントなどの Dynamics 365 Customer Engagement (on-premises) の標準のエクスペリエンスを補完する。たとえば、デスクトップクライアントを開発できます。
SharePoint またはエンタープライズリソースプランニング (ERP) など、他のアプリケーションの内部のアクティビティフィードのデータを表示するインターフェイスを作成する。
カスタムビジネスロジックを作成して、Dynamics 365 Customer Engagement (on-premises) アプリの内部イベントまたは外部イベントが発生したときにアクティビティフィードの投稿を作成する。外部イベントの例としては、外部 ERP システムでの請求書作成が挙げられます。
投稿が作成または削除されたときに特定のアクションを実行する。たとえば、ワークフローを使用して、投稿が作成されたときに電子メールを送信します。