レポートのテストおよびトラブルシューティング
レポートを作成した後、目的の結果になっているかどうかを確認するためのテストを行います。
レポートをテストする
Visual Studio のプレビュータブで、レポートをテストします。
エラーが報告されたら、エラーの原因を修正してから、テストを再度実行します。
レポートが正しく動作したら、レポートをレポート サーバーに公開します。 これを実行するには、Customer Engagement (on-premises) で、営業>レポートの順に移動します。 新規をクリックし、要求される情報を入力します。
公開されたレポートを実行し、レポートの操作を確認します。
レポートをテストするための推奨事項
レポートをテストするための推奨事項を次に示します。
レポート フィルターが正しいエンティティに対して指定されていることを確認します。 レポートをアップロードしたらレポートを開いて、高度な検索フィルター用にデザインされたエンティティが、フィルター前のレポートに対して公開されているかどうかを確認します。
レポートがユーザー定義エンティティをクエリする場合は、エンティティを正しくフィルターできるかどうかを検証します。 エンティティのユーザー レベルのセキュリティ、ユーザー定義のセキュリティ ロール、およびその他のロールに基づき、レポートはデータを返します。
一部のレポートは状況依存で、リスト内で選択されたレコードに対して実行することができます。 この種類のレポートについては、システム ビュー、ユーザー定義のシステム ビュー、ユーザー クエリ、および選択されたレコードに対して実行できることを確認します。
レポートのスナップショットを、Customer Engagement (on-premises) のスケジュール ウィザードで取得できることを確認します。
レポートを PDF ファイルとして保存できることを確認します。 ほとんどの場合、PDF 形式のレポートの方がきれいに印刷されます。
レポートを公開したときに詳細なサブレポートが、ユーザーによって直接実行されないよう非表示になっていることを確認します。
Visual Studio レポート ビューアでレポートのドリルスルーが失敗する
レポート ウィザードによって生成されるレポートのパラメーターは、一部が内部 (読み取り専用) とマークされます。 そのため、レポートを Visual Studio にアップロードしてドリルスルーしようとしても、そのレポートは Visual Studio レポート ビューアに表示されません。 これを修正するには、Visual Studio レポート デザイナーを使用して、パラメーターを内部から非表示に変更します。 次の各パラメーターに対して、内部チェック ボックスをオフにし、非表示チェック ボックスを選択します。
CRM_Drillthrough
CRM_DrillthroughFilterBy
CRM_FilterText
CRM_URL
CRM_FilteredAccount
またはCRM_FilteredContact
などの、接頭語CRM_Filtered
を持つパラメーターも、非表示としてマークされ、内部のみの使用ではありません。
Note
前述のパラメーターのすべてがレポートに含まれているとは限りません。
関連項目
レポートと分析ガイド
レポートの公開
レポートでのパラメーターの使用
SQL Server Data Tools を使用してカスタム レポートを作成する