サービス間認証の構成

[アーティクル]
08/02/2024

この記事では、評価とレビューのためにサービスアプリケーションプログラミングインターフェイス (API) を安全に呼び出すように Microsoft Dynamics 365 Commerce でサービス間 (S2S) 認証を構成する方法について説明します。

Dynamics 365 Commerce は、オムニチャネルソリューションとして、評価とレビューを提供しています。このソリューションにより、Commerce の外部からサービス API にアクセスして、さまざまなタスクを実行できます。これらのタスクには、外部システムから Commerce への評価とレビューのインポート、および Commerce からの評価とレビューのエクスポートが含まれます。 Commerce が評価とレビューのサービス API を安全に呼び出すことができるようにするには、まずこの記事の手順に従ってS2S 認証を構成する必要があります。

新しいアプリ登録の追加

新しいアプリの登録を追加する前に、Azure ポータルを使用してアプリケーションを作成する必要があります。 Microsoft Entra にアプリを登録し認証を有効にするには、Microsoft Entra ID を Power Automate のカスタムコネクタで使用の手順に従います。

次の ID を Azure ポータルから取得します。これらの ID は、次の手順で必要になります。

クライアントアプリケーション ID
クライアントディレクトリ (テナント) ID

Commerce サイトビルダーで新しいアプリ登録を追加するには、次の手順に従います。

ホーム > レビュー > 設定に移動します。
サービス間 (S2S) 認証 で、管理を選択します。
右側に表示される S2S アプリエントリ ペインで、新しい S2S アプリ登録の追加 を選択します。
S2S アプリエントリの追加 ダイアログボックスで、次の必要な情報を入力します。 Azure アプリケーションの登録からの値を使用します。
- 名前 – アプリケーションの名前を入力します (例えば Fabrikam アプリ)。
- クライアントアプリ ID – アプリケーション ID を入力します (例えば 00000000-0000-0000-0000-000000000000)。
- ディレクトリ (テナント) ID – ディレクトリ ID を入力します (例えば 00000000-0000-0000-0000-000000000000)。
送信を選択します。アプリケーションの名前が、S2S アプリエントリ ペインの一覧に表示されます。
S2S アプリエントリ ペインを閉じます。
保存を選択します。