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モジュール定義ファイルを拡張する

この記事では、モジュール定義ファイルを拡張する方法について説明します。 たとえば、別のモジュールの拡張モジュールを作成して、新しい構成フィールドを追加することができます。

オブジェクトであるプロパティを拡張する場合は、オブジェクト全体を拡張する必要があります。 たとえば、拡張モジュールに構成プロパティを追加するには、最初に、親モジュールから子モジュールに既存の構成プロパティをコピーします。 その後、目的のプロパティを追加します。

次のモジュール定義ファイルの例で、コア スクリプトの挿入モジュールに対する $ref コマンドを使用して、コア モジュールを拡張する方法を示します。

{
    "$ref": "@d365-commerce-modules/core-components/dist/lib/modules/script-injector/script-injector.definition.json",
    "friendlyName": "Analytics Service",
    "name": "AnalyticsService"
    ...
}

$ref コマンドには、/src/modules/ ディレクトリ内の別のモジュールへの相対パスを含めすることもできます。

{
    "$ref": "../productFeature/productFeature.definition.json",
    "friendlyName": "Extended Product Feature Module",
    "name": "extendedProductFeature",
    "config": {
        "extendedProductData": {
            "friendlyName": "Extended Product Data",
            "description": "Additional product data.",
            "type": "string"
        }
    }
}

配置した後、Microsoft Dynamics 365 Commerce に基本モジュールと拡張モジュールの両方が表示されます。

追加リソース

要求プロパティ オブジェクト

アプリ設定

プラットフォーム設定ファイル

Cookie API の概要

対話型コンポーネントの概要

ローカル開発中にサインイン状態をモックする

コンテキストに基づいてモジュール プロパティを表示するように構成する

CultureInfoFormatter クラスを使用したグローバライズ モジュール

Azure Key Vault を使用してキー管理のセキュリティを強化する