Sensor Data Intelligence を使用して機器を監視する

重要

このコンテンツはアーカイブされており、更新されていません。 最新のドキュメントについては、「Dynamics 365 Supply Chain Management の新機能および変更された機能」を参照してください。 最新のリリース計画については、「Dynamics 365 および Microsoft Power Platform のリリース計画」を参照してください。

有効対象	パブリック プレビュー	一般提供
ユーザー向けで、管理者、作成者、またはアナリストによる有効化/構成が必要	2022 年 10 月 24 日	-

ビジネス バリュー

企業は、Dynamics 365 Supply Chain Management で備品の使用状況と状態に関する情報を収集して表示できる自動電子センサーをインストールします。 結果として得られるソリューションにより、メンテナンス、在庫、計画、コストのリアルタイムの可視性が提供され、ビジネスに不可欠なプロセスを自動化できるようになります。

機能の詳細

Sensor Data Intelligence Add-in for Dynamics 365 Supply Chain Management は、以前は Supply Chain Management で利用可能だった IoT インテリジェンス アドインの更新されて名前が変更されたバージョンです。 これを使用すると、組織は、製造現場の機械や備品からのセンサー データに基づいてビジネス プロセスを促進できます。 新しいバージョンの Sensor Data Intelligence を使用すると、次のことが可能になります。

• 機械や備品から詳細を収集して、Supply Chain Management のメンテナンス資産カウンター値を更新し、予測メンテナンスを推進します。
• Lifecycle Services でコンポーネントを手動でインストールして構成するのとは対照的に、シンプルなオンボード ウィザードを活用してソリューションを設定します。
• 独自のサブスクリプションにコンポーネントをデプロイして、Azure コンポーネントをより柔軟に管理できます。
• ソリューションを、Azure コンポーネント上で実行されるビジネス ロジックとして構成、スケーリング、拡張します。Azure コンポーネントは、独自のサブスクリプションで管理されるようになり、固有のビジネス ニーズを満たすために必要に応じて自由にカスタマイズできます。

IoT インテリジェンス アドインで利用可能だったビジネス シナリオに加えて、Sensor Data Intelligence は、次の表に示すように、より幅広いユース ケースをカバーするようになりました。

シナリオ	説明	状態
機械の状態	センサーの読み取り値を使用して計画担当者に機械の停止について通知し、潜在的な遅延を軽減するオプションを提供することにより、運用効率を確保します。	既存
製品の品質	水分、温度、カスタム定義の品質メトリックなど、各製品バッチの実際のプロパティに関するセンサー読み取り値を比較することにより、製品バッチの品質を確保します。 逸脱が発生すると、システムからユーザーに通知されます。	既存
生産の遅延	センサーの読み取り値を使用して、実際のサイクル時間を計画されたサイクル時間と比較し、生産がスケジュールどおりに行われていない場合にスーパーバイザーに通知します。 その後、スーパーバイザーは、最大の運用効率を確保するために必要に応じて介入することができます。	既存
予測メンテナンス	機械資産の重要な制御ポイントのセンサー読み取り値に基づいてメンテナンス計画を改善することにより、メンテナンス コストを最小限に抑え、資産の寿命を延ばします。	新規
資産のダウンタイム	センサー データを使用して機械のダウンタイムを追跡することにより、機械資産の効率を正確に追跡します。	新規

関連項目

Automated IoT sensors keep equipment running safely and effectively (ブログ)

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