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XML の処理オプション

XML データの処理に使用できる Microsoft テクノロジの一覧については、次の表を参照してください。

.NET Framework のオプション

オプション 処理の種類 説明
LINQ to XML (C#)
LINQ to XML (Visual Basic)
(System.Xml.Linq 名前空間)
メモリ内 - .NET Framework の統合言語クエリ (LINQ) テクノロジに基づいています。
- オブジェクト、リレーショナル データ、XML データに対して SQL と同じようにクエリを利用できます。
- 直感的なドキュメント作成および変換機能を提供します。
- このオプションは、新しいコードを記述する場合に使用します。
System.Xml.XmlReader ストリーム ベース - 高速、非キャッシュ、前方参照専用の XML データ アクセス手段を提供します。
- XmlReader.Create メソッドを使用してオブジェクトを作成し、XmlReaderSettings クラスを使用して、そのオブジェクトで有効にする一連の機能を指定できます。
System.Xml.XmlWriter ストリーム ベース - 高速、非キャッシュ、前方参照専用の XML データ生成手段を提供します。
- XmlWriter.Create メソッドを使用してオブジェクトを作成し、XmlWriterSettings クラスを使用して、そのオブジェクトで有効にする一連の機能を指定できます。
System.Xml.XmlDocument メモリ内 - W3C ドキュメント オブジェクト モデル (DOM) 勧告の DOM Level 1 Core および DOM Level 2 Core を実装します。
- 使い慣れた DOM モデルに基づくメソッドとプロパティを使用して、ノードを作成、挿入、削除、変更することができます。
- このオプションは、W3C DOM を利用する既存のコードを変更する場合に使用します。
System.Xml.XPath.XPathNavigator メモリ内 - カーソル モデルを利用する複数の編集オプションとナビゲーション機能を提供します。
- XML ドキュメントを XPathDocument オブジェクトまたは XmlDocument オブジェクトに格納できます。
- XML の読み取り専用処理で優れたパフォーマンスを発揮します。
- このオプションは、XPath クエリや XSLT 変換を使用して既存のコードを変更する場合に使用します。
XslCompiledTransform メモリ内 - XSL 変換を使用して XML データを変換するためのオプションを提供します。
- XSLT コンパイラ (xsltc.exe) を使用すると、プリコンパイルした変換をアプリで参照できます。

Win32 オプションと COM ベースのオプション

オプション 説明
XmlLite - 高性能 XML アプリの構築に役立つ高速、安全、非キャッシュ、前方参照専用の XML パーサー。
- ダイナミック リンク ライブラリ (DLL) を使用できる任意の言語で動作します。C++ の使用をお勧めします。
MSXML - Windows オペレーティング システムに付属する、XML 処理のための COM ベース テクノロジ。
- DOM をネイティブで実装し、XPath と XSLT をサポートしています。
- SAX2 イベントベース パーサーが含まれます。

関連項目