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<userNameAuthentication>

ユーザー名とパスワードに基づいてサービスの資格情報を指定します。

configuration
  system.serviceModel
    behaviors
      <serviceBehaviors>
        behavior
          <serviceCredentials>
            <userNameAuthentication>

構文

<userNameAuthentication cacheLogonTokenLifetime="TimeSpan"
                        cacheLogonTokens="Boolean"
                        customUserNamePasswordValidatorType="String"
                        includeWindowsGroups="Boolean"
                        maxCacheLogonTokens="Integer"
                        membershipProviderName="String"
                        userNamePasswordValidationMode="Windows/MembershipProvider/Custom" />

属性および要素

以降のセクションでは、属性、子要素、および親要素について説明します。

属性

属性 説明
cacheLogonTokenLifetime トークンがキャッシュ内に保持される最大時間を指定する TimeSpan。 既定値は 00:15:00 です。
cacheLogonTokens ログオン トークンがキャッシュされるかどうかを指定するブール値。 既定では、 falseです。
customUserNamePasswordValidatorType 使用されるカスタム ユーザー名およびパスワード検証の種類を指定する文字列。 既定値は空の文字列です。
includeWindowsGroups セキュリティ コンテキストに Windows グループが含まれるかどうかを指定するブール値。 既定では、 trueです。

この属性を true に設定すると、グループ全体が拡張されるため、パフォーマンスに影響が及びます。 ユーザーが属するグループの一覧を生成する必要がない場合は、このプロパティを false に設定します。
maxCacheLogonTokens キャッシュするログオン トークンの最大数を指定する整数。 この値は、ゼロより大きい値である必要があります。 既定値は 128 です。
membershipProviderName バインディングの clientCredentialType 属性が username に設定されている場合、ユーザー名は Windows アカウントにマップされます。 関連するパスワード検証機構を提供する MembershipProvider 値の名前を含む文字列であるこの属性を使用して動作をオーバーライドできます。
userNamePasswordValidationMode ユーザー名とパスワードを検証する方法を指定します。 次の値を指定できます。

- Windows
- MembershipProvider
- Custom

既定は Windows です。 この属性は UserNamePasswordValidationMode 型です。

子要素

なし。

親要素

要素 説明
<serviceCredentials> サービスの認証に使用される資格情報と、クライアントの資格情報検証関連の設定を指定します。

解説

サービスで使用されるバインディングがユーザー名とパスワード ベースの認証を使用するように構成されていない場合、この要素の属性は無視されます。 これには、customUserNamePasswordValidatorTypeincludeWindowsGroupsmembershipProviderName、および userNamePasswordValidationMode が含まれます。

サービスで使用されるバインディングが Windows 認証のユーザー名とパスワードを使用するように構成されていない場合、ログオン トークンのキャッシュに関連する設定は無視されます。 これには、cacheLogonTokenLifetimecacheLogonTokens、および maxCacheLogonTokens、が含まれます。

関連項目