次の方法で共有


<ws2007HttpBinding> の <transport>

HTTP トランスポートの認証設定を定義します。

configuration
  system.serviceModel
    <bindings>
      <ws2007HttpBinding>
        <binding>
          <security>
            <transport>

構文

<transport clientCredentialType="Basic/Certificate/Digest/None/Ntlm/Windows"
           proxyCredentialType="Basic/Digest/None/Ntlm/Windows"
           realm="string" />

種類

HttpTransportSecurity

属性および要素

以降のセクションでは、属性、子要素、および親要素について説明します。

属性

属性 説明
clientCredentialType サービスに対するクライアントの認証に使用される資格情報を指定します。 この属性は HttpClientCredentialType 型です。
proxyCredentialType ドメイン プロキシに対するクライアントの認証に使用される資格情報を指定します。 この属性は HttpProxyCredentialType 型です。
realm ダイジェスト認証または基本認証の認証レルム。 既定値は空の文字列です。

認証レルムでは、少なくとも、認証を実行するホストの名前を指定します。 アクセス権のあるユーザーのコレクションも指定できます。 ユーザーは、認証レルムを照会して、複数のユーザー名とパスワードの候補のうち、どれを使用できるかを確認できます。

clientCredentialType 属性

[値] 説明
なし セキュリティを無効にします。
Basic 基本認証を使用します。
ダイジェスト ダイジェスト認証を使用します。
Ntlm Windows ドメインのフォールバックとして NTLM 認証を使用します。
Windows 統合 Windows 認証を使用します。
証明書 X.509 証明書を使用して、クライアントを認証します。

proxyCredentialType 属性

[値] 説明
なし セキュリティを無効にします。
Basic 基本認証を使用します。
ダイジェスト ダイジェスト認証を使用します。
Ntlm Windows ドメインのフォールバックとして NTLM を使用します。
Windows 統合 Windows 認証を使用します。
証明書 X.509 証明書を使用して、クライアントを認証します。

子要素

なし

親要素

要素 説明
<security> <ws2007HttpBinding> 要素のセキュリティ機能を表します。

関連項目