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<ws2007HttpBinding> の <security>

<ws2007HttpBinding> 要素と共に使用されるセキュリティ設定を表します。

configuration
  system.serviceModel
    <bindings>
      <ws2007HttpBinding>
        <binding>
          <security>

構文

<system.serviceModel>
  <bindings>
    <ws2007HttpBinding>
      <binding name = "String">
        <security mode="None/Message/Transport/TransportWithMessageCredential">
          <transport>
          </transport>
          <message>
          </message>
        </security>
      </binding>
    </ws2007HttpBinding>
  </bindings>
</system.serviceModel>

属性および要素

以降のセクションでは、属性、子要素、および親要素について説明します。

属性

属性 説明
mode : 省略可。 適用するセキュリティの種類を指定します。 既定では、 Messageです。

この属性は SecurityMode 型です。

Mode 属性

[値] 説明
None セキュリティを無効にします。
Transport セキュリティは、HTTPS を使用して確保されます。 サービスは、Secure Sockets Layer (SSL) 証明書を使用して構成する必要があります。 メッセージは、HTTPS およびサービスを使用して完全にセキュリティで保護され、サービスの SSL 証明書を使用するクライアントによって認証されます。 クライアント認証は、<transport> 要素の ClientCredentials 属性によって制御されます。
Message セキュリティは、SOAP メッセージ セキュリティを使用して確保されます。 既定では、SOAP 本文は暗号化および署名されます。 このモードは、サービス資格情報をクライアントの帯域外で使用可能にするかどうか、使用するアルゴリズム スイート、SecurityMessageProperty によってメッセージ本文に適用する保護レベルなど、さまざまな機能を提供します。 クライアント認証はセッションごとに 1 回実行され、認証の結果はセッションの存続中にキャッシュされます。
TransportWithMessageCredential このモードでは、HTTPS は、整合性、機密性、およびサーバー認証を提供し、SOAP メッセージ セキュリティはクライアント認証を提供します。 既定では、クライアント認証はセッションごとに 1 回実行され、認証の結果はセッションの存続中にキャッシュされます。

子要素

要素 説明
<transport> トランスポートのセキュリティ設定を定義します。 この要素は、HttpTransportSecurityElement 型に対応しています。 これらの設定は、モードが Transport に設定されている場合のみ適用されます。
<message> メッセージのセキュリティ設定を定義します。 この要素は、MessageSecurityOverHttpElement 型に対応しています。 これらの設定は、モードが Transport に設定されている場合は適用されません。

親要素

要素 説明
<ws2007HttpBinding> HTTP トランスポート アプリケーションのセキュリティで保護されたバインド。

解説

この要素は、WS-* 仕様を実装するサービスと相互運用するようにデザインされています。 このバインディングのトランスポート セキュリティは、SSL (Secure Sockets Layer) over HTTP または HTTPS です。

関連項目