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<system.codedom> 要素

使用可能な言語プロバイダーのコンパイラ構成設定を指定します。

configuration
  <system.codedom>

構文

<system.codedom>  
  <compilers> ... </compilers>  
</system.codedom>  

属性および要素

以降のセクションでは、属性、子要素、および親要素について説明します。

属性

なし。

子要素

要素 説明
<compilers> 0 個以上の <compiler> 要素を含むコンパイラ構成要素のコンテナー。

親要素

要素 説明
<configuration> 共通言語ランタイムおよび .NET Framework アプリケーションで使用されるすべての構成ファイルのルート要素です。

解説

.NET Framework バージョン 2.0

<system.codedom> 要素には、CSharpCodeProviderVBCodeProvider など、.NET Framework と共にインストールされる既定のプロバイダーに加え、コンピューター上にインストールされている言語プロバイダーのコンパイラ構成設定が含まれます。 <compilers> 要素にはゼロ個以上の <compiler> 要素が含まれます。 各 <compiler> 要素によって、特定の言語プロバイダーのコンパイラ構成属性が指定されます。

開発者とコンパイラ ベンダーは、新しい CodeDomProvider 実装のために、マシン構成ファイル (Machine.config) に構成設定を追加できます。 CodeDomProvider.GetAllCompilerInfo メソッドを使用し、既定の言語プロバイダーと、コンピューター上でコンパイラ構成設定によって特定される言語プロバイダーの両方をプログラミングで列挙します。

Note

.NET Framework バージョンの 1.0 と 1.1 では、.NET Framework から提供される既定の言語プロバイダーが <compilers> 要素で特定されます。 .NET Framework バージョン 2.0 では、既定の言語プロバイダーは <compilers> 要素では特定されませんが、GetAllCompilerInfo メソッドを利用して列挙できます。

.NET Framework バージョンの 1.0 と 1.1

<system.codedom> 要素には、コンピューター上の言語プロバイダーのコンパイラ構成設定が含まれています。 <compilers> 要素にはゼロ個以上の <compiler> 要素が含まれます。 各 <compiler> 要素によって、特定の言語プロバイダーのコンパイラ構成属性が指定されます。

.NET Framework は、マシン構成ファイル (Machine.config) 内でコンパイラの初期設定を定義します。 開発者やコンパイラ ベンダーは、新しい CodeDomProvider の実装のために構成設定を追加することができます。 CodeDomProvider.GetAllCompilerInfo メソッドを使用して、プログラムによってコンピューターの言語プロバイダーとコンパイラ構成の設定を列挙します。

構成ファイル

この要素は、マシン構成ファイルとアプリケーション構成ファイルで使用できます。

次の例は、一般的なコンパイラ構成を示しています。

<configuration>  
  <system.codedom>  
    <compilers>  
      <!-- zero or more compiler elements -->  
      <compiler
        language="c#;cs;csharp"  
        extension=".cs"  
        type="Microsoft.CSharp.CSharpCodeProvider, System,
          Version=1.0.5000.0, Culture=neutral,
          PublicKeyToken=b77a5c561934e089"  
        compilerOptions=""  
        warningLevel="1" />  
    </compilers>  
  </system.codedom>  
</configuration>  

関連項目