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方法: Windows フォームのサイズ変更

Windows フォームのサイズは、いくつかの方法で指定できます。 Size プロパティに新しい値を設定したり、Height プロパティまたは Width プロパティを個別に調整したりすることで、フォームの高さと幅の両方をプログラムで変更できます。 Visual Studio を使用している場合は、Windows フォーム デザイナーを使用してサイズを変更することができます。 また、「方法: デザイナーを使用して Windows フォームのサイズを変更する」も参照してください。

フォームのサイズをプログラムで変更する

フォームの Size プロパティを設定して、実行時にフォームのサイズを定義します。

次のコード例では、フォームのサイズを 100 × 100 ピクセルに設定します。

Form1.Size = New System.Drawing.Size(100, 100)
Form1.Size = new System.Drawing.Size(100, 100);
Form1->Size = System::Drawing::Size(100, 100);

フォームの幅と高さをプログラムで変更する

Size を定義した後で、Width プロパティまたは Height プロパティを使用して、フォームの高さと幅のいずれかを変更します。

次のコード例は、フォームの幅を、フォームの左端から 300 ピクセルに設定し、高さは一定のままにする方法を示しています。

Form1.Width = 300
Form1.Width = 300;
Form1->Width = 300;

\- または -

Size プロパティを設定して、Width または Height を変更します。

ただし、次のコード例が示すように、この方法は、Width プロパティまたは Height プロパティをただ設定する方法よりも煩雑になります。

Form1.Size = New Size(300, Form1.Size.Height)
Form1.Size = new Size(300, Form1.Size.Height);
Form1->Size = System::Drawing::Size(300, Form1->Size.Height);

フォームのサイズをプログラムで増分して変更する

フォームのサイズを増分するには、Width プロパティと Height プロパティを設定します。

次のコード例は、フォームの幅を、現在の設定より 200 ピクセル広くする方法を示しています。

Form1.Width += 200
Form1.Width += 200;
Form1->Width += 200;

注意事項

Size プロパティを新しい Size 構造に設定することにより高さと幅の両方のディメンションを同時に設定するというのでない限り、フォームのディメンションを変更するには、常に Height プロパティまたは Width プロパティを使用します。 Size プロパティは、値型である Size 構造を返します。 値型のプロパティに新しい値を割り当てることはできません。 このため、次のコード例はコンパイルされません。

' NOTE: CODE WILL NOT COMPILE
Dim f As New Form()
f.Size.Width += 100
// NOTE: CODE WILL NOT COMPILE
Form f = new Form();
f.Size.Width += 100;
// NOTE: CODE WILL NOT COMPILE
Form^ f = gcnew Form();
f->Size->X += 100;

関連項目