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方法 : ユーザー インターフェイスを持たないコントロールを Windows フォームに追加する

非可視のコントロール (コンポーネント) は、アプリケーションに機能を提供するコントロールです。 他のコントロールとは異なり、コンポーネントにはユーザーにユーザー インターフェイスを提供するものではないので、Windows フォーム デザイナーの画面に表示する必要がありません。 フォームにコンポーネントが追加されると、Windows フォーム デザイナーでは、フォームの下部にサイズ変更可能なトレイが表示され、そこにすべてのコンポーネントが表示されます。 コンポーネント トレイにコントロールが追加されたら、そのコンポーネントを選択し、フォーム上の他のコントロールと同様に、そのプロパティを設定することができます。

Windows フォームにコンポーネントを追加する

  1. Visual Studio でフォームを開きます。 詳細については、「方法: デザイナーに Windows フォームを表示する」を参照してください。

  2. ツールボックスでコンポーネントをクリックし、フォームにドラッグします。

    コンポーネントがコンポーネント トレイに表示されます。

なお、コンポーネントは実行時にフォームへ追加することもできます。 ユーザー インターフェイスを持つコントロールとは異なり、コンポーネントには視覚表現がないため、この操作は一般的に行われます。 次の例では、Timer コンポーネントが実行時に追加されます (Visual Studio にはさまざまなタイマーが含まれていることに注意してください。この場合は、Windows フォームの Timer コンポーネントを使います。Visual Studio のさまざまなタイマーについて詳しくは、「サーバー ベースのタイマーの概要」を参照してください。)

注意事項

コンポーネントには、多くの場合、コンポーネントを効果的に機能させるために設定する必要がある、コントロール固有のプロパティがあります。 下記の Timer コンポーネントの場合は、Interval プロパティを設定します。 コンポーネントをプロジェクトに追加するときは、そのコンポーネントに必要なプロパティを設定するようにしてください。

コンポーネントをプログラムによって Windows フォームに追加する

  1. コードで、Timer クラスのインスタンスを作成します。

  2. Interval プロパティを設定して、タイマーのティックの間隔を決定します。

  3. コンポーネントに必要なその他のプロパティを構成します。

    次のコードは、Timer の作成と Interval プロパティの設定を示したものです。

    Public Sub CreateTimer()
       Dim timerKeepTrack As New System.Windows.Forms.Timer
       timerKeepTrack.Interval = 1000
    End Sub
    
    public void createTimer()
    {
       System.Windows.Forms.Timer timerKeepTrack = new
           System.Windows.Forms.Timer();
       timerKeepTrack.Interval = 1000;
    }
    
    public:
       void createTimer()
       {
          System::Windows::Forms::Timer^ timerKeepTrack = gcnew
             System::Windows::Forms::Timer();
          timerKeepTrack->Interval = 1000;
       }
    

    重要

    悪意のある UserControl を参照すると、ローカル コンピューターがネットワーク経由でセキュリティ上のリスクにさらされることがあります。 この問題は、悪意のあるユーザーによって作成された有害なカスタム コントロールを、誤ってプロジェクトに追加した場合にのみ発生します。

関連項目