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SqlDataSource.CacheDuration プロパティ

定義

Select(DataSourceSelectArguments) メソッドによって取得したデータを、データ ソース コントロールがキャッシュする時間 (秒単位) を取得または設定します。

public:
 virtual property int CacheDuration { int get(); void set(int value); };
[System.ComponentModel.TypeConverter(typeof(System.Web.UI.DataSourceCacheDurationConverter))]
public virtual int CacheDuration { get; set; }
[<System.ComponentModel.TypeConverter(typeof(System.Web.UI.DataSourceCacheDurationConverter))>]
member this.CacheDuration : int with get, set
Public Overridable Property CacheDuration As Integer

プロパティ値

SqlDataSourceSelect(DataSourceSelectArguments) 操作の結果をキャッシュする秒数。 既定値は 0 です。 この値を負にすることはできません。

属性

次のコード例では、Microsoft SQL Server の Northwind データベースからデータを取得し、データ キャッシュを GridView 有効にしてコントロールに表示する方法を示します。 CacheDurationは 20 秒に設定され、 プロパティは既定で 値にAbsolute設定されているためCacheExpirationPolicy、このページのユーザーには 20 秒ごとに新しいデータが表示されます。

<%@ Page language="C#" %>

<!DOCTYPE html PUBLIC "-//W3C//DTD XHTML 1.0 Transitional//EN" "http://www.w3.org/TR/xhtml1/DTD/xhtml1-transitional.dtd">

<html xmlns="http://www.w3.org/1999/xhtml" >
    <head runat="server">
    <title>ASP.NET Example</title>
</head>
<body>
        <form id="form1" runat="server">

            <asp:SqlDataSource
                id="SqlDataSource1"
                runat="server"
                DataSourceMode="DataSet"
                ConnectionString="<%$ ConnectionStrings:MyNorthwind%>"
                EnableCaching="True"
                CacheDuration="20"
                SelectCommand="SELECT EmployeeID,FirstName,LastName,Title FROM Employees">
            </asp:SqlDataSource>

            <asp:GridView
                id="GridView1"
                runat="server"
                AutoGenerateColumns="False"
                DataSourceID="SqlDataSource1">
                <columns>
                    <asp:BoundField HeaderText="First Name" DataField="FirstName" />
                    <asp:BoundField HeaderText="Last Name" DataField="LastName" />
                    <asp:BoundField HeaderText="Title" DataField="Title" />
                </columns>
            </asp:GridView>

        </form>
    </body>
</html>
<%@ Page language="VB" %>

<!DOCTYPE html PUBLIC "-//W3C//DTD XHTML 1.0 Transitional//EN" "http://www.w3.org/TR/xhtml1/DTD/xhtml1-transitional.dtd">

<html xmlns="http://www.w3.org/1999/xhtml" >
    <head runat="server">
    <title>ASP.NET Example</title>
</head>
<body>
        <form id="form1" runat="server">

            <asp:SqlDataSource
                id="SqlDataSource1"
                runat="server"
                DataSourceMode="DataSet"
                ConnectionString="<%$ ConnectionStrings:MyNorthwind%>"
                EnableCaching="True"
                CacheDuration="20"
                SelectCommand="SELECT EmployeeID,FirstName,LastName,Title FROM Employees">
            </asp:SqlDataSource>

            <asp:GridView
                id="GridView1"
                runat="server"
                AutoGenerateColumns="False"
                DataSourceID="SqlDataSource1">
                <columns>
                    <asp:BoundField HeaderText="First Name" DataField="FirstName" />
                    <asp:BoundField HeaderText="Last Name" DataField="LastName" />
                    <asp:BoundField HeaderText="Title" DataField="Title" />
                </columns>
            </asp:GridView>

        </form>
    </body>
</html>

注釈

コントロールは SqlDataSource データ キャッシュをサポートしています。 データがキャッシュされている間、 Select メソッドは基になるデータベースからではなく、キャッシュからデータを取得します。 キャッシュの有効期限が切れると、 メソッドは Select 基になるデータベースからデータを取得し、データをもう一度キャッシュします。

コントロールはSqlDataSource、 プロパティが にtrue設定されCacheDuration、 プロパティが 0 より大きい値に設定されている場合EnableCachingにデータを自動的にキャッシュします。これは、キャッシュ エントリが破棄されるまでにキャッシュがデータを格納する秒数を示します。 値 0 は、無限に長いキャッシュを示します。

キャッシュの動作は、duration と CacheExpirationPolicy プロパティの組み合わせによって決まります。 プロパティが CacheExpirationPolicy 値に Absolute 設定されている場合、 SqlDataSource 最初のデータ取得操作でデータがキャッシュされ、最大でプロパティで CacheDuration 指定された時間のメモリ内に保持されます。 メモリが必要な場合は、期間の前にデータが解放される可能性があります。 その後、キャッシュは次の操作中に更新されます。 プロパティが CacheExpirationPolicy 値に Sliding 設定されている場合、データ ソース コントロールは最初のデータ取得操作でデータをキャッシュしますが、後続の操作ごとにキャッシュを保持する時間枠をリセットします。 最後Selectの操作以降の値と等しいCacheDuration時間のアクティビティがない場合、キャッシュの有効期限が切れます。

コントロールは SqlDataSource 、モードの場合にのみデータを DataSet キャッシュできます。 NotSupportedExceptionコントロールが値にSelect設定DataReaderされ、キャッシュも有効になっている場合SqlDataSourceは、 メソッドによって例外がスローされます。

重要

Microsoft Windows 認証でクライアントの偽装を使用している場合、最初のユーザーがデータにアクセスすると、データがキャッシュされます。 別のユーザーが同じデータを要求すると、データはキャッシュから取得されます。 データに対するユーザーのアクセスを確認するためにデータベースを別の呼び出しを行うことで、データは取得されません。 複数のユーザーがデータにアクセスする必要があり、データベースのセキュリティ構成によってデータを取得するたびに検証する場合は、キャッシュを使用しないでください。

適用対象

こちらもご覧ください