ServiceThrottle.MaxConcurrentSessions プロパティ
定義
重要
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ServiceHost オブジェクトが同時に受け入れ可能なセッションの最大数を指定する値を取得または設定します。
public:
property int MaxConcurrentSessions { int get(); void set(int value); };
public int MaxConcurrentSessions { get; set; }
member this.MaxConcurrentSessions : int with get, set
Public Property MaxConcurrentSessions As Integer
プロパティ値
1 つのサービス ホストが受け入れ可能なセッションの最大数。 既定値は 100 * コンピューター内のプロセッサの数です。
例
次のコード例では、アプリケーション構成ファイル内の ServiceThrottle を参照することにより、ServiceThrottlingBehavior の典型的な使用方法を表示しています。 このケースでは、指定された値が、任意の一時点において 1 つの接続から 1 つの InstanceContext に対して確立するメッセージ処理は、多くとも 1 つです。 実際の使用方法は、経験を通して決定する必要があります。
<configuration>
<appSettings>
<!-- use appSetting to configure base address provided by host -->
<add key="baseAddress" value="http://localhost:8080/ServiceMetadata" />
</appSettings>
<system.serviceModel>
<services>
<service
name="Microsoft.WCF.Documentation.SampleService"
behaviorConfiguration="Throttled" >
<host>
<baseAddresses>
<add baseAddress="http://localhost:8080/SampleService"/>
</baseAddresses>
</host>
<endpoint
address=""
binding="wsHttpBinding"
contract="Microsoft.WCF.Documentation.ISampleService"
/>
<endpoint
address="mex"
binding="mexHttpBinding"
contract="IMetadataExchange"
/>
</service>
</services>
<behaviors>
<serviceBehaviors>
<behavior name="Throttled">
<serviceThrottling
maxConcurrentCalls="1"
maxConcurrentSessions="1"
maxConcurrentInstances="1"
/>
<serviceMetadata
httpGetEnabled="true"
httpGetUrl=""
/>
</behavior>
</serviceBehaviors>
</behaviors>
</system.serviceModel>
</configuration>
注釈
MaxConcurrentSessions プロパティは、ServiceHost が受け入れ可能なチャネルの最大数を表します。 各リスナー オブジェクトには、WCF がチャネルを受け入れてメッセージの処理を開始するまでの値に対してカウントされない保留中の MaxConcurrentSessions チャネルを 1 つ含めることができます。 このプロパティは、セッションを使用するシナリオで最も有用です。
注意
このプロパティの値を超えるたびにトレースが出力されます。 最初のトレースは警告として出力されます。
セッションの詳細については、「セッションの使用」を参照してください。
通常、このプロパティは、ServiceThrottlingBehavior.MaxConcurrentSessions プロパティを使用して設定します。