HttpResponseMessageProperty クラス

定義

名前空間:

System.ServiceModel.Channels

アセンブリ:

System.ServiceModel.Http.dll

パッケージ:

System.ServiceModel.Http v8.0.0

HTTP プロトコル経由の要求に利用できる追加情報にアクセスおよび応答するために、HTTP 応答へのアクセスを提供します。

public ref class HttpResponseMessageProperty sealed : System::ServiceModel::Channels::IMergeEnabledMessageProperty, System::ServiceModel::Channels::IMessageProperty

public sealed class HttpResponseMessageProperty : System.ServiceModel.Channels.IMergeEnabledMessageProperty, System.ServiceModel.Channels.IMessageProperty

type HttpResponseMessageProperty = class
    interface IMessageProperty
    interface IMergeEnabledMessageProperty

Public NotInheritable Class HttpResponseMessageProperty
Implements IMergeEnabledMessageProperty, IMessageProperty

継承

Object

HttpResponseMessageProperty

実装

IMessageProperty System.ServiceModel.Channels.IMergeEnabledMessageProperty

例

次の例では、HttpResponseProperty クラスのインスタンスを作成し、その一部のメンバーを変更する方法を示します。

HttpResponseMessageProperty responseProperty =
    new HttpResponseMessageProperty();
responseProperty.StatusCode = HttpStatusCode.OK;
responseProperty.Headers.Add(
                 HttpResponseHeader.ContentType,
                 "text/html; charset=UTF-8");

注釈

これは HTTP 応答の情報に直接アクセスできるようにする汎用クラスであり、HTTP 固有の情報をカプセル化するために使用できます。 一例として、このクラスは、Representational State Transfer (REST) アーキテクチャに従って実装されたサービスをサポートするために使用できます。

このクラスを使用すると、以下のシナリオをサポートできます。

• エンティティ本体を送信するかどうかを制御する。

• 各応答に対して HTTP ヘッダー (キー、値) ペアを設定できるようにする。

• 使用するステータス コードとステータス説明を応答ごとに変更する。

このクラスを、HttpTransportBindingElement および関連クラスによって使用できます。

コンストラクター

HttpResponseMessageProperty()

HttpResponseMessageProperty クラスの新しいインスタンスを初期化します。

プロパティ

Headers	HTTP 応答から HTTP ヘッダーを取得します。
HttpResponseMessage	HTTP プロトコル経由の要求に利用できる追加情報にアクセスおよび応答するために、HTTP 応答へのアクセスを提供します。
Name	HttpResponseMessageProperty クラスに関連付けられているメッセージ プロパティの名前を取得します。
StatusCode	このプロパティが添付される現在の HTTP 応答のステータス コードを取得または設定します。
StatusDescription	このプロパティが添付される現在の HTTP 応答のステータス コードの説明を取得または設定します。
SuppressEntityBody	メッセージの本文を無視して空のメッセージを送信するかどうかを示す値を取得または設定します。
SuppressPreamble	メッセージ前文を抑制するかどうかを取得または設定します。

メソッド

Equals(Object)	指定されたオブジェクトが現在のオブジェクトと等しいかどうかを判断します。 (継承元 Object)
GetHashCode()	既定のハッシュ関数として機能します。 (継承元 Object)
GetType()	現在のインスタンスの Type を取得します。 (継承元 Object)
MemberwiseClone()	現在の Object の簡易コピーを作成します。 (継承元 Object)
ToString()	現在のオブジェクトを表す文字列を返します。 (継承元 Object)

明示的なインターフェイスの実装

IMergeEnabledMessageProperty.TryMergeWithProperty(Object)	HTTP プロトコル経由の要求に利用できる追加情報にアクセスおよび応答するために、HTTP 応答へのアクセスを提供します。
IMessageProperty.CreateCopy()	現在のインスタンスの新しいコピーを作成します。