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XML アセンブラー パイプライン コンポーネントにおける XML 要素

XML アセンブラー コンポーネントでは、各種の XML 要素が次のように扱われます。

要素 説明
コメント 開始タグと終了タグ間のコメントが維持されます。
CDATA 開始タグと終了タグ間の CDATA が維持されます。 プロパティ昇格や識別フィールドについては、CDATA の値は使用されません。
処理命令 ドキュメント XML タグの前にある処理命令は、その値に基づいて処理されます (詳細については、「 XML アセンブラー パイプライン コンポーネントの処理命令」を参照してください)。 開始タグと終了タグの間にある処理命令が維持されます。 エンベロープの前、エンベロープ内、エンベロープの後のいずれの場合も、終了タグの後にある処理命令は無視されます。
XML 宣言 などの <?xml version='1.0'? encoding='UTF-8'>XML 宣言文字列は、XML アセンブラー パイプライン コンポーネントによって保持される場合があります。 これは、 XML 宣言の追加 プロパティ、またはメッセージ コンテキストの 同等の XMLNorm.AddXMLDeclaration によって制御されます。

このオプションを True に設定すると、XML 宣言がドキュメントに追加されます。 既に XML 宣言が存在した場合、既存の XML 宣言は上書きされます。

このオプションを False に設定すると、XML 宣言は追加されません。既存の XML 宣言は削除されます。 メッセージ コンテキストでは、このプロパティ値は、パイプライン デザイナーで指定されたプロパティ値よりも優先されます。

既定値: True (XML 宣言は常に追加されます)

参照

XML アセンブラー パイプライン コンポーネント
XML アセンブラー パイプライン コンポーネントを構成する方法
Pipelines-AssemblerDisassembler (BizTalk Server サンプル フォルダー)