逆アセンブラー パイプライン コンポーネントでの識別フィールド
スキーマで定義された識別フィールドは、XML 逆アセンブラー、BizTalk 逆アセンブラー、またはフラット ファイル逆アセンブラー パイプランによって、次の形式でメッセージ コンテキストに書き込まれます。
使用される名前 は XPath の識別フィールドです
名前空間 URI は です http://schemas.microsoft.com/BizTalk/2003/btsDistinguishedFields
プロパティの値は、指定した XPath を使用して XML ドキュメントから抽出された System.String 値です。
次の例では、スキーマに識別フィールド Price があります。
<?xml version="1.0" encoding="utf-16" ?>
<xs:schema xmlns="http://SendHtmlMessage.PO" xmlns:b="http://schemas.microsoft.com/BizTalk/2003" targetNamespace="http://SendHtmlMessage.PO xmlns:xs="http://www.w3.org/2001/XMLSchema">
<xs:element name="PO">
<xs:annotation>
<xs:appinfo>
<b:properties>
<b:property distinguished="true" xpath="/*[local-name()='PO' and namespace-uri()='http://SendHtmlMessage.PO']/*[local-
name()='Price' and namespace-uri()='']" />
</b:properties>
</xs:appinfo>
</xs:annotation>
<xs:complexType>
<xs:sequence>
<xs:element name="Item" type="xs:string" />
<xs:element name="Price" type="xs:string" />
</xs:sequence>
</xs:complexType>
</xs:element>
</xs:schema>
次のようなドキュメント インスタンスの場合は、
<PO>
<Item>Bolt</Item>
<Price>10</Price>
<PO>
XML 逆アセンブラーがメッセージ コンテキストで次のように識別フィールドを書き込みます。
コンテキストの プロパティの名前: "/*[local-name()='PO' and namespace-uri()='http://SendHtmlMessage.PO']/\*[local-name()='Price' and namespace-uri()='']"
プロパティの名前空間: http://schemas.microsoft.com/BizTalk/2003/btsDistinguishedFields
プロパティの値: 10
Note
いずれかの XML ドキュメント要素の値のサイズが 85 KB を超えると、ドキュメントの処理パフォーマンスが低下する場合があります。
参照
フラット ファイル逆アセンブラー パイプライン コンポーネント
フラット ファイル逆アセンブラー パイプライン コンポーネントを構成する方法