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フラット ファイル逆アセンブラー パイプライン コンポーネントを構成する方法

フラット ファイル逆アセンブラー パイプライン コンポーネントは、フラット ファイル形式のドキュメントを逆アセンブルして XML 形式に変換するために使用されます。

フラット ファイル逆アセンブラー パイプライン コンポーネントのプロパティを構成するには

  1. フラット ファイル逆アセンブラー パイプライン コンポーネントを、受信パイプラインの逆アセンブル ステージにドラッグします。

  2. プロパティ ウィンドウの [パイプライン コンポーネントのプロパティ] セクションで、次の操作を行います。

    プロパティ 目的
    ドキュメント スキーマ フラット ファイル形式から XML 形式へメッセージを解析する際に使用するフラット ファイルのドキュメント スキーマを選択します。 解析用のフラット ファイル ドキュメント スキーマは、BizTalk エディターで作成できます。

    既定値: なし 注: このプロパティのスキーマを指定する必要があります。または、コンパイル時エラーが発生します。
    [ヘッダー スキーマ] フラット ファイル メッセージのヘッダー部分のスキーマを選択します。 フラット ファイル メッセージのヘッダー部分のスキーマは、BizTalk エディターで作成できます。

    既定値: なし
    [ヘッダーの保存] フラット ファイル メッセージ ヘッダーをメッセージ コンテキストに格納する必要がある場合は、このプロパティを True に設定します。 フラット ファイル メッセージのヘッダーを保存すると、ヘッダー構造およびコンテンツは BizTalk Server でメッセージと共に移動されます。 ヘッダーは、フラット ファイル アセンブラー パイプライン コンポーネントで、メッセージをフラット ファイル形式にシリアル化する際に使用されます。

    ヘッダー スキーマ名は実行時に動的に取得されることがあります。そのため、保存したヘッダーがフラット ファイル アセンブラーでシリアル化されるとき、ヘッダー ドキュメントのデザイン時プロパティにヘッダー スキーマ名が含まれていない場合があります。 この場合、保存したヘッダーのメッセージの種類が使用されます。

    既定値: False
    [トレーラー スキーマ] フラット ファイル メッセージのトレーラー部のスキーマを選択します。 フラット ファイル メッセージのトレーラー部のスキーマは、BizTalk エディターで作成できます。

    既定値: なし
    回復可能なインターチェンジ処理 False に設定されている場合、インターチェンジ全体が 1 つの単位として逆アセンブルされることを示します (含まれるメッセージが失敗すると、インターチェンジ全体が中断されます)。

    True に設定されている場合、インターチェンジ内のメッセージが逆アセンブラーによって個別に抽出されることを示します。メッセージの経路を通るメッセージや中断されるメッセージが存在する可能性があります。

    回復可能なインターチェンジ処理の詳細については、「 回復可能なインターチェンジ処理」を参照してください。
    "ドキュメント構造の検証" フラット ファイル メッセージ (ヘッダー、本文、トレーラー) のすべての部分を検証してスキーマに準拠していることを確認する必要がある場合は、このプロパティを True に設定します。 このオプションを選択すると、フラット ファイル逆アセンブラーのパフォーマンスが低下するため、既定では False に設定されます。

    既定値: False

参照

フラット ファイル逆アセンブラー パイプライン コンポーネント
ネイティブ パイプライン コンポーネントの構成
XML とフラット ファイル プロパティ スキーマおよびプロパティ
Pipelines-AssemblerDisassembler (BizTalk Server サンプル フォルダー)