サービス指向ソリューションの開発
サービス指向ソリューションでは、Woodgrove Bank のクレジット口座残高システムを示します。 アカウントに関する情報は、クレジット制限を提供する SAP システム、メインフレームで実行されている保留中のトランザクション システム、MQSeries を使用した支払追跡システムの 3 つのレガシ システムから取得されます。 残高照会の要求は、Web サービスまたは音声自動応答装置 (IVR) から取得します。 シナリオの詳細については、「 サービス指向ソリューションについて」を参照してください。
この開発者ガイドでは、Woodgrove Bank シナリオにサービス指向のアーキテクチャ ソリューションを構築するための 1 つのアプローチを提示します。 このガイドでは、業界標準のパターンで考えられるソリューションの検討から開始します。 サービス指向ソリューションのパターンについてのセクションでは、まず、パターンを BizTalk アプリケーションの適切なアイテムに変換します。 次のサービス指向ソリューションのコンポーネントについてのセクションでは、アプリケーションのさまざまな部分とその関係についてまとめます。 「実装のハイライト」セクションでは、エンタープライズ シングル サインオンの使用など、シナリオの条件を満たすために特別な作業が必要な領域について説明します。 BAM の使用によるサービス指向ソリューションの監視についてのセクションでは、BAM API を使用したソリューションによる要求と結果の進行状況の追跡方法について説明します。 サービス指向ソリューションのバージョン管理についてのセクションと、サービス指向ソリューションの拡張についてのセクションでは、ソリューションの拡張および修正方法を提案します。 参照セクションでは、ソリューションのファイルとメッセージへの参照の一覧を示します。