WCF LOB アダプター SDK を使用してアダプターを展開解除する
コンピューターからアダプターを展開解除するには、ユーザーは次の 2 つのタスクを実行する必要があります。
アダプター アセンブリ (および依存アセンブリ) をグローバル アセンブリ キャッシュ (GAC) からアンインストールします。
machine.config ファイル内のアダプター バインド要素とアダプター バインド要素を削除します。
GAC からアセンブリをアンインストールする
Windows インターフェイスを使用する
次のように Windows エクスプローラーを開きます。[スタート] をクリックし、[すべてのプログラム] をポイントし、[アクセサリ] をポイントして、[Windows エクスプローラー] をクリックします。
%systemdrive%\Windows\Assembly にある GAC を参照します。
アプリケーションに含まれている各アセンブリ ファイルを右クリックし、[ アンインストール] をクリックし、[ はい ] をクリックして確認します。
コマンド ラインを使用する
Visual Studio のコマンド プロンプトを開きます。
コマンド プロンプトで、次のコマンドを入力します。
gacutil /u<完全修飾アセンブリ名>
このコマンドでは、アセンブリ名は GAC からアンインストールするアセンブリの名前です。
アセンブリ hello.dll を GAC から削除する例を次に示します。
gacutil /u "MyAdapter,Version=1.0.0.0, Culture=neutral, PublicKeyToken=fafafafafafafafa"
Machine.config ファイルからアダプター バインドを削除する
machine.config ファイルを手動で編集してアダプター バインドを削除するか、サービス構成エディターを使用できます。 このセクションでは、両方の手順を示します。
machine.config ファイルを手動で編集する
Microsoft .NET 構成フォルダ内にある machine.config ファイルを編集します。 これを行うには、[ スタート] をクリックし、[ 実行] をクリックし、「 メモ帳 <の Windows インストール パス>\Microsoft.NET\Framework\<version>\CONFIG\machine.config」と入力し、[OK] をクリック します。
Note
編集ミスを防ぐために変更を加える前に、machine.config ファイルのバックアップを作成します。
machine.config ファイルを更新します。 削除するアダプターの bindingExtensions 要素を見つけます。 存在する他の情報に基づいて、次のいずれかの操作を行います。
他の bindingExtension がある場合は、アダプター拡張機能のみを削除します。
他の bindingExtensions がない場合は、bindingExtensions セクション (アダプター拡張機能を含む) を削除できます。
他に bindingExtensions または拡張機能がない場合は、extensions セクションを削除できます。
最後に、system.serviceModel にアダプター拡張機能のみが含まれている場合は、system.serviceModel セクション全体を削除できます。
bindingElementExtensions 要素に対して手順 2 を繰り返します。
machine.config ファイルを閉じて保存します。
サービス構成エディターを使用して machine.config ファイルを変更する
サービス構成エディタを開きます。 詳細については、「 サービス構成エディター」を 参照してください。
ツリー ビュー ペイン ( [構成] というラベル) で、ノード ツリーを展開します。 [ 詳細設定 ] フォルダーをクリックし、[ 拡張機能 ] フォルダーをクリックして、バインド拡張機能要素を選択します。
バインド拡張機能エディターの詳細ウィンドウで、削除するバインド拡張機能をクリックし、[削除] をクリック します。 次の図では、MyAdapterExtension が強調表示され、削除されます。
サービス構成エディタを閉じます。