Siebel のビジネス サービスに対する操作
Siebel ビジネス サービスは、Siebel で直接呼び出すことができるビジネス メソッドのコレクションです。 ビジネス コンポーネントとビジネス オブジェクトは Siebel の特定のデータとテーブルに関連付けられますが、ビジネス サービスはオブジェクトを呼び出して特定のタスクを実行します。
Siebel アダプターは、ビジネス サービス メソッドを操作名として表示し、IN、OUT、および INOUT パラメーターをサポートします。 たとえば、Siebel アダプターは ATPRunCheck メソッドを操作として表示します。 このメソッドは 、ATP ビジネス サービスに属しています。
Siebel ビジネス サービスの使用中に Siebel アダプターが課す特定の条件:
Siebel ビジネス サービス メソッドがデータ型が指定されていない引数を受け取る場合、アダプターは引数を TEXT として公開します。
Siebel ビジネス サービス メソッド引数には、次の型を指定できます。
String (xsd:string として公開)
数値 (xsd: decimal として公開)
Date (xsd:DateTime として公開され、時刻部分を 00:00:00 に設定する必要があることを示すパターン ファセットを含む)
階層 (xsd:string として公開)
Integration オブジェクト (xsd:string として公開)
また、ビジネス サービス メソッドは、引数に渡された値が対応する型に準拠しているかどうかを確認します。 そのため、ビジネス サービス メソッドが対応する引数の型に準拠していない値を受け入れるか返す場合、アダプターは例外をスローする可能性があります。 アダプターがビジネス サービス メソッドの呼び出しに成功した場合、スキーマの検証が失敗する可能性があります。
参照:
BizTalk Serverを使用してビジネス サービスに対する操作を実行する方法については、「BizTalk Serverを使用したビジネス サービス メソッドの呼び出し」と「Siebel アダプター」を参照してください。
ビジネス サービスに対する操作を実行するためのメッセージ構造と SOAP アクションについては、「 Business Service Operations のメッセージ スキーマ」を参照してください。