ビジネス サービス操作用のメッセージ スキーマ

Siebel ビジネス サービスは、Siebel システムで直接呼び出すことができるビジネス メソッドのコレクションです。 Siebel アダプターは、Siebel ビジネス サービスのビジネス メソッドを操作として表示します。

Siebel Business Service メソッド操作のメッセージ スキーマ

次の表は、Siebel アダプターによって表示される Siebel ビジネス サービス メソッド操作のメッセージ スキーマを示しています。

操作	XML 構造体	説明
[Business_Service_METHOD_NAME]	Business Service メソッドの要求メッセージ: <[METHOD_NAME] xmlns="[VERSION]/BusinessServices/[Business Service]/Operation"> <[METHOD_NAME]RequestRecord> <[I_PRM1_NAME]>value1</[I_PRM1_NAME]> <[I_PRM2_NAME]>value2</[I_PRM2_NAME]> … </[METHOD_NAME]RequestRecord> <[METHOD_NAME]InOutRecord> <[IO_PRM1_NAME]>value1</[IO_PRM1_NAME]> <[IO_PRM2_NAME]>value2</[IO_PRM2_NAME]> … </[METHOD_NAME]InOutRecord> </[METHOD_NAME]> [VERSION] = メッセージのバージョン文字列。たとえば、 "http://Microsoft.LobServices.Siebel/2007/03"です。 [ビジネス サービス] = ビジネス サービスの名前。たとえば、ExtractDataService です。 [METHOD_NAME] = ビジネス サービス メソッドの名前。たとえば、ExecuteNext です。 [I_PRM_NAME] = IN パラメーターの名前。 [IO_PRM_NAME] = IN OUT パラメーターの名前。 Business Service メソッドの応答メッセージ: <[METHOD_NAME]Response xmlns="[VERSION]/BusinessServices/[Business Service]/Operation"> <[METHOD_NAME]Result> <[O_PRM1_NAME]>value1</[O_PRM1_NAME]> <[O_PRM2_NAME]>value2</[O_PRM2_NAME]> … </[METHOD_NAME]Result> <[METHOD_NAME]InOutRecord> <[IO_PRM1_NAME]>value1</[IO_PRM1_NAME]> <[IO_PRM2_NAME]>value2</[IO_PRM2_NAME]> … </[METHOD_NAME]InOutRecord > </[METHOD_NAME]Response> [VERSION] = メッセージのバージョン文字列。たとえば、 "http://Microsoft.LobServices.Siebel/2007/03"です。 [ビジネス サービス] = ビジネス サービスの名前。たとえば、ExtractDataService です。 [METHOD_NAME] = ビジネス サービス メソッドの名前。たとえば、ExecuteNext です。 [O_PRM_NAME] = OUT パラメーターの名前。 [IO_PRM_NAME] = INOUT パラメーターの名前。 大事な： IN OUT パラメーターと OUT パラメーターは、Siebel システムで必要な場合でも、メタデータでは常に省略可能としてマークされます。 そのため、パラメーターがメタデータで省略可能としてマークされているが、Siebel システムで必要な場合、アダプターは、 ではなく Siebel から受信した として をスロー TargetSystemException します XmlReaderParsingException。	Siebel ビジネス サービス メソッドは、操作名として表示されます。 - IN、IN OUT、および OUT パラメーターがサポートされています。 - 階層型は文字列として表示されます。 Siebel アダプターは、これらの文字列に渡された値を検証しません。 これらの値が Siebel システムで予期されるスキーマに準拠していない場合は、実行時例外が生成されます。

Siebel Business Service メソッド操作のメッセージ アクション

次の表は、Siebel Business Service メソッドの SOAP アクションがどのように形成されるかを示しています。 要求メッセージのアクションのみが表示されます。応答メッセージのアクションは、要求メッセージ アクションに "/response" を追加することによって形成されます。たとえば、"[VERSION]/BusinessServices/ExtractDataService/ExecuteNext/response" などです。

Operation	アクション	説明
[Business_Service_METHOD_NAME]	[VERSION]/BusinessServices/[Business Service]/[Business_Service_METHOD_NAME]	[VERSION]/BusinessServices/ExtractDataService/ExecuteNext

[VERSION] = メッセージのバージョン文字列。たとえば、 "http://Microsoft.LobServices.Siebel/2007/03"です。

[ビジネス サービス] = ビジネス サービスの名前。たとえば、ExtractDataService です。

[Business_Service_METHOD_NAME] = ビジネス サービス メソッドの名前。たとえば、ExecuteNext です。

BizTalk Server ソリューションで Siebel アダプターを使用する場合、または WCF チャネル モデルを使用する場合は、メッセージ アクションを明示的に指定する必要があります。 詳細については、「 Siebel アプリケーションの開発」を参照してください。

Siebel Business Service WCF クライアント メソッド

次の表に、Siebel ビジネス サービス用アダプター サービス参照 Visual Studio プラグインの追加メソッドによって生成される WCF サービス モデル メソッドシグネチャを示します。

操作	WCF サービス モデル メソッド
[Business_Service_METHOD_NAME]	[Business_Service_METHOD_NAME]ResponseRecord client.[Business_Service_METHOD_NAME]([Business_Service_METHOD_NAME]RequestRecord); [Business_Service_METHOD_NAME] = ビジネス サービス メソッド名。たとえば、ExecuteNext です。

参照

BizTalk アダプター for Siebel eBusiness アプリケーションのメッセージとメッセージ スキーマ